世界経済の成長センターであり、距離も近いアジアは、日本企業の海外進出の主戦場だ。外務省の調査では、2015年10月時点の日系企業の海外拠点数(約7万1千)の7割にあたる約5万がアジアに集中。中国が3万3千超と他の国・地域を圧倒しているが、東シナ海などを巡る日本との政治的緊張に人件費上昇が加わり、最近は東南アジアやインドの伸長が目立つ。日本企業がアジア進出を本格化させたのは1985年のプラザ合意
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江崎グリコは2月、ベトナムのホーチミン証券取引所に上場する菓子メーカーのキンド株を10%取得した。年末までに同社の流通網を活用して、ベトナムで「ポッキー」や「プリッツ」などの販売を始める計画。国内市場の成熟で2012年3月期の純利益が前期比63%減と落ち込むなか、タイを中心にした東南アジア市場開拓策は上値が重い株価の本格反転にも欠かせない。「国内事業が成熟するなか生き残るためには、アジア市場で
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