4月25日、NTTドコモは、インドの携帯電話事業から撤退する方針を固めた。2012年5月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato) [東京 25日 ロイター] - NTTドコモ <9437.T>は25日、インドの携帯電話事業から撤退すると正式発表した。持分法適用会社のインド通信事業者「タタ・テレサービシズ(TTSL)」が2014年3月期に所定の業績を達成できなれば、保有する全株式を売却するためのオプションを行使する。 加藤薫社長は会見で、インド撤退を決断した背景について「秒単位課金が瞬く間に各事業者に広がり加入者1人当たりの平均収入(ARPU)が下がりだしたことに加え、通信行政が少し混乱した」ことを挙げた。「中長期的には成長市場だと思うが、その成長性は当初予定したものではないだろうと判断した」という。
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