【台北=飯山順】シャープを買収した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長は22日、米国に液晶パネル工場を新設する検討に入ったと正式発表した。郭氏は投資額は8千億円規模で、米アップルも投資する見込みだと明らかにした。トランプ米大統領が製造業の国内投資を訴えていることもにらみ、液晶パネル関連企業が少なかった米国での現地生産をめざす。(関連記事企業面に)郭氏は22日に台北市で開かれた鴻海の社員
経営再建中のシャープが、戴正呉(たい・せいご)社長に支払う役員報酬をゼロに決めたことが23日わかった。 ボーナスにあたる役員賞与は2012年度以降支給しておらず、戴社長は「無給」のトップとなる。不祥事を除けば、国内の上場企業が社長に報酬を支払わないのは異例だ。 今月12日に開いた報酬委員会で正式に決めた。2人の社外取締役を除く、他の取締役6人についても役員報酬は支払わないが、担当業務に関連する手当などは支給する方針だ。 戴社長は「赤字なのに報酬を受け取るのはおかしい」などと持論を語っており、早期の黒字化に向けた決意を示すとみられる。戴社長は、シャープを傘下に収めた台湾・ 鴻海 ( ホンハイ ) グループナンバー2の副総裁も兼務しており、鴻海からは報酬を得ている。
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