【ニューヨーク=稲井創一】米化学大手ダウ・ケミカルとデュポンは27日、欧州連合(EU)の欧州委員会から条件付きで統合の承認を受けた。一部農薬事業などを分離するが、相次ぐ大手の再編で各国の農家から寡占化への批判が強い種子事業は保有を続ける。EUは「農業分野のイノベーションを減退させないことが重要」と再編のメリットにも配慮したようだ。
【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は1日、英国離脱後のEU27カ国の統合進化に向けた5つのシナリオを盛り込んだ白書を公表した。柱は一部の加盟国が先行して統合を深められるよう統合スピードを多様化するシナリオ。EUの礎を築いたローマ条約調印から60周年を迎える25日にEU首脳会議が打ち出す「ローマ宣言」に向けて、英離脱後のEUの将来像を巡る議論のたたき台にしたい考えだ。「
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