【台北=龍元秀明】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は30日、日本電産前社長の関潤氏(61)をEV(電気自動車)事業の最高戦略責任者(CSO)に招くと発表した。人事は2月1日付。鴻海は今後の収益の柱としてEV事業に期待を寄せており、関氏を招いて体制強化を加速する狙いとみられる。劉揚偉董事長(会長)の下でEV戦略の策定などに携わるという。鴻海は同日発表した声明で「関氏は多くの国で自動車生産・製造オペ
1日の東京株式市場でシャープ株が一時、前週末比5円(5%)安の87円まで下げた。業績低迷を嫌気した売りが優勢となり、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業のシャープ1株あたり取得予定価格(88円)を下回った。両社が出資契約を4月2日に結んで以降、株価が予定価格を下回るのは初めて。シャープ株は8月1日、東証1部から2部に指定替えとなった。買収側の鴻海はシャープの株価について7月30日、「シャー
官民ファンドの産業革新機構は26日、意思決定機関の産業革新委員会を開き、シャープが鴻海(ホンハイ)精密工業への傘下入りを決めたことを報告した。機構の志賀俊之会長兼最高経営責任者(CEO)は委員会の終了後、記者団に「今日の報告をもって案件はクローズする」と話し、シャープとの出資交渉から撤退する考えを表明した。
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