【ソウル=山田健一】韓国サムスン電子はライバル、韓国LGグループから液晶パネルを調達する。液晶テレビの需要拡大に自社生産や既存の調達ルートでは対応しきれず、年末までにLGが液晶テレビ約70万台分を供給する。世界2強の本格提携は初めて。今後、提携範囲を広げる可能性があり、日本勢を含めた世界の電機メーカーの戦略にも影響を与えそうだ。LGのパネル会社、LGディスプレーの関係者が20日、「40インチ以
[ソウル 21日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>は21日、全世界でテレビ生産を効率化させるために、第1・四半期にタイでの生産を停止したと明らかにした。 同社は昨年、テレビなどの家電製品を製造するため、ベトナムに5億6000万ドル投資すると発表した。低コストの国で生産することで、生産を拡大する計画という。 サムスン電子の広報担当者は、テレビの生産をタイからベトナムに移すかどうかについてコメントしていない。 韓国のLG電子<066570.KS>も、労働コストが安く中国のサプライヤーに近いという理由から、テレビ生産をタイからベトナムに間もなく移す。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
韓国サムスン電子とLG電子の「自信作」が相次いで日本でお披露目された。 サムスンは4月23日から新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS6」を、LGは5月から有機ELテレビをそれぞれ日本で発売する。日本のメディアの前に登場する機会が少ない両社だが、発売に先駆けて都内で大規模な新製品発表会を開催した。 世界のスマホ、テレビ市場で高いシェアを誇る両社。サムスンはスマホ、テレビともに世界首位、LGはテレビで世界シェア2位につけている。中国などの新興国勢の台頭でかつての勢いは失ったものの、いまだ2社ともに世界屈指の電機メーカーであることに変わりはない。 しかし、これらの数字が公開されるたび、「サムスンとLGの製品って本当に世界で売れているの?」と疑いの目を向ける日本人は多い。確かに、それもうなずける。両社とも日本市場では全く存在感がないからだ。世界首位と言われても現実味がない。 今回、サムスン
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