ポーランド出身で、モルガン・スタンレーやグーグルで人事のプロとして活躍、現在は起業家兼作家のピョートル・フェリークス・グジバチさんへのインタビューも今回で終わり。 最終回は、来日17年目のピョートルさんが「いまだに最大の謎」という、日本女性の結婚と仕事をめぐる問題について聞いていきます。 第1回:女性×モヤモヤはもう古い!私たちがやるべきたった一つのこと 第2回:女性上司は一番相談しにくい相手?モヤモヤが終わらない理由 「いい男性を紹介してください」って頼まれるけど…… ピョートル:私が来日してから今年で17年になりますが、いまだによくわからないのが、結婚して専業主婦になりたいという女性が少なくないこと。 鈴木:しかも、最近また専業主婦志向の女性が増えているとも聞きますね。 ピョートル:そうなんですよ!!! これは、世界的に見てもおかしいです。すごくおかしい。先進国では日本にしかない傾向で
結婚はしたいけど、それ以前にそもそも「いい男」がいない。それなりに努力はしても、付き合いたいと思える相手に、全然出会えない。ならば、いっそのこと結婚しなくてもいいか……。 あまりに「いい男」がいなくて、なかば諦めの境地に達しかけている女性も少なくないはず。 「いい男がいない」 この自分の努力ではどうにもできない状況を、せめて納得できるように説明してほしい。そこで今回は、歴史社会学やセクシュアリティ研究をご専門としている東京大学准教授の赤川学(あかがわ・まなぶ)先生に、社会学の観点から「いい男がいない理由」を教えていただくことにしました。 【関連記事】“運命の相手”を探している貴女へ 私たちの恋愛がしんどいのはなぜ? はじめまして、赤川先生 ——赤川先生、今日は突然の取材依頼にもかかわらず、快くインタビューを受けていただき、本当にありがとうございます。 赤川学先生(以下、赤川):いえいえ……
『「居場所」のない男、「時間」がない女』水無田気流さん×『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』田中俊之さん対談(後編) 「完璧を求める女子」と「ゆるふわに生きたい男子」 社会と現実の埋まらぬミゾの正体とは? >>【前編はこちら】平日に住宅街にいる男性は不審者扱いされる時代 女性よりも見えにくい男性の生きづらさ 男と女、どっちが生きづらいか? そんなことを競っていても何も解決しない。であれば、なぜそうなったのか原因を探り、少しでも解消するほうに考えをシフトするほうが断然いい! そのためのヒントに満ちた2冊の書籍が相次いで発売されました。『「居場所」のない男、「時間」がない女』(日本経済新聞出版社)と、『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』(KADOKAWA)――――それぞれの著者である社会学者・水無田気流さんと男性学研究者・田中俊之さんの対談、後編です。 男もコミュニケーション能力で
脳科学者・中野信子さん、心理学者・澤田匡人さんインタビュー(前編) 友達のフェイスブックにイライラするのはなぜ? 脳科学者と心理学者が解説する「嫉妬」と「妬み」の正体 「リーダーになって初のプロジェクト、大成功!」 「うちの子の寝顔、天使みたい!」 「旦那さんが育児休暇取ってくれて、ハワイで子育て中! 帰国は3ヶ月後かな~」 「ただいま、パリ!」 FacebookやTwitterに溢れる友人の“日常”をなにげなく眺めているだけで、ふつふつ沸き上がってくる気持ちがあります。 妬み、嫉妬――。 SNSを常用している私たちにとって、このいやーな感情はどうしても切っても切り離せないもの。でも、このもやもや、どうにかできるならどうにかしたい! そう思ったことはありませんか? そこで今回は『正しい恨みの晴らし方』(ポプラ新書)を上梓した、テレビでもお馴染みの脳科学者・中野信子先生と、宇都宮大学教育学部
大泉りかのマル秘告白部屋 ~女の闇は深く、生暖かい~ 第4回 サークルクラッシャーの女 狭いコミュニティ内で複数男性とのセックスがやめられない34歳女の闇――知られざる女の真実Part4 “サークルクラッシャー”という言葉をご存知でしょうか? “サークルクラッシャー”、略して“サークラ”とは、あるコミュニティーの中で、多くの場合、恋愛をきっかけとして人間関係を悪化させる人物のこと。紅一点(に近い立場)にいながら、自覚的、もしくは無自覚に複数の男性側に「自分(だけ)に好意がある」と勘違いさせ、結果、コミュニティーを破滅に追い込む存在です。さて、今回登場いただくのは、同じサークルの中で、必ず数人の男性と関係を持ってしまう癖があるという女性。彼女が同じサークル内の男性にコナをかけまくる理由とは――。 【セフレとのセックスのほうが気持ちいいから、手放すには惜しい Y代さん(34歳・販売)】 ――今
『最貧困女子』著者・鈴木大介さんインタビュー(前編) 「女性も自立すべき」という風潮が貧困を生む ―『最貧困女子』著者が語る、負のスパイラル構造 「貧困」という言葉を聞いてもどこか別次元の話のように感じる人も多いのではないでしょうか? 会社の倒産、突然の解雇、思わぬ借金、親の介護、自身の病気……。さまざまな原因から突如として襲いかかる、けっして他人事ではない貧困。明日、地獄に突き落とされるのはあなたかもしれない。 今回は、『最貧困女子』(幻冬舎新書)の著者であるルポライターの鈴木大介さんに女性を取り巻く貧困事情についてお聞きしました。地獄の中でもがき苦しむ女性たちを数多く取材されてきた鈴木さんが見てきた貧困という闇。貧困地獄に陥らないために、また、貧困から脱却するために女性たちは何をすべきなのか。いつ自分の身に降り掛かってきてもおかしくない、「貧困」について、真っ正面から伺いました。 身を
ホーム 刑務所で歌う女性2人組ユニット「paix2(ぺぺ)」に取材! “刑務所アイドル”が受刑者の心を掴む理由 刑務所のアイドル「paix2(ぺぺ)」インタビュー(前編) 刑務所で歌う女性2人組ユニット「paix2(ぺぺ)」に取材! “刑務所アイドル”が受刑者の心を掴む理由 全国に設置されている刑務所をはじめとした「矯正施設」。娯楽や自由とかけ離れた世界というイメージがある場所ですが、年間を通して行事なども行われています。例えば、運動会やクリスマス会などのほかに、歌手や漫才師などが訪れ歌や芸を披露する、通称「慰問」という催しもあります。 こうした慰問は刑務所や拘置所をはじめ、少年院など計188か所(平成22年4月時点)で定期的に行われています。 そうしたなか、2人組の歌手「paix2(ぺぺ)」による「プリズンコンサート」が受刑者から熱狂的な支持を集めています。“刑務所アイドル”とも呼ばれる
小説『ランチに行きましょう』作者・深沢潮さんインタビュー 嫉妬、告げ口、無視……! 作家・深沢潮さんに聞く、今から覚悟しておきたい“ママ友”の怖い世界 生協の配達員が気になっている恵子、シングルマザーで女医の秋穂、スピリチュアルにハマっている千鶴、特撮俳優のおっかけで元キャバ嬢の綾子、そして不倫をしているセレブ妻の由美。小説『ランチに行きましょう』(徳間書店)では、それぞれに違った境遇の女性5人が、子供を同じ幼稚園に通わせていることで「ママ友」として知り合い、交錯していく姿が描かれています。成城の近くに住む彼女達は、一緒にランチに行くなど表面上は仲良し。だけど時には誰かを皆で無視したり、別の誰かをうらやんだりと、女のドロドロが存分に描かれています。 作者の深沢潮さんも2人の子を持つ、「幼稚園ママ」の経験者。そんな深沢さんに、ウートピ読者がいずれ味わうかもしれない、こわ~い? ママ友の世界に
近年、「女性が結婚相手に求める年収は高すぎる!」という批判がしばしば聞かれます。しかも、女性の年齢が上がるにつれてその傾向はどんどん強くなっていくようです。一般的な「女としての価値」と「結婚相手に求める年収」が反比例していくこの現象、男性視点でみると「バカバカしい」のひとことで片づけられてしまうのかもしれませんが、その背景には女性同士の根深い競争意識があるのです。各年代別に読み解いていきましょう。 学生時代:「イケメンは正義!」だったのが、就活で一変 「早慶・MARCH以下は却下!」とかたくなに学歴重視の女子もいる反面、大学1~3年の頃は、少なからぬ女子がお金も学歴もない「イケメン」に夢中になっていました。友達に彼氏を紹介するときも、お金持ち男子よりもシンプルに「イケメン」であるほうが胸を張れます。しかし、就活が始まると様子が一変。イケメンかどうかよりも、「彼が内定した企業(の大小)」によ
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