「日本死ね!」――そんな極端な物言いをしなければ言葉が届かない、“週刊誌的”な状況の中で、社会を変えていくにはどうしたらいいのか。ジャーナリストである津田大介さんと、津田さんとは旧知の仲である社会起業家の安部敏樹さんに対談してもらいました。 今年の夏の参院選が迫ってきました。いろいろ争点はありますが、何と言っても選挙権年齢が「18歳以上」へと引き下げられることが大きい。各党とも若年層へのアピールを考えているようですが、これを機に本当に若い世代の政治参加が進むのか。今後の社会の変化を考えるうえでの重要なトピックです。 政治情報サイト「ポリタス」を運営するジャーナリストの津田大介さんと、若者代表として、1987年生まれの社会起業家の安部敏樹さんに語らっていただきたいと思います。 安部:よろしくお願いします。 津田:安部さんがやっている「リディラバ」っていう団体は、ソーシャルベンチャー界隈ではと