諫早湾干拓の調整池で羽を休める野鳥の群れ=長崎県諫早市で2018年1月17日午後0時4分、中尾祐児撮影 国営諫早湾干拓事業(長崎県、諫干)の干拓営農者の農業生産法人2社が24日、野鳥による農産物の食害で約4000万円の被害を受けたとして、農地の貸主の長崎県農業振興公社と国、県を相手に損害賠償(金額は調整中)を求め長崎地裁に提訴することを決めた。2社は諫干の開門差し止め訴訟の原告に加わっていたが、訴えを取り下げる方針も決定した。開門反対で一枚岩だった営農者からの離脱は開門問題の議論に影響を与えそうだ。 関係者によると、2社は2008年の諫干完成直後から営農を始め計約40ヘクタールでレタスなどの野菜を栽培。毎年冬、諫干堤防内側の調整池などから飛来するカモによる食害が起きており防除などを要請したが、公社=理事長=浜本磨毅穂(まきほ)副知事=や事業主体の国、県は対策を怠ったとしている。
27日、岐阜県可児市の畑で、農家の男性がイノシシの侵入を防ぐ柵を設置していたところ、突然、現れたイノシシに襲われました。男性は、ちょうど手に持っていたくい打ち用のハンマーで応戦し、難を逃れたということです。 仙田さんはちょうど、手にくい打ちのためのハンマーを持っていて、向かってくるイノシシにとっさに振り下ろしたところ、額に当たり、イノシシは死んだということです。 イノシシは、体長がおよそ1メートル80センチと大きく、7歳から8歳くらいだということです。仙田さんは「突然、山のほうからイノシシが突進してきた。逃げようにも体が動かず、持っていたハンマーを振り下ろした。反動で後ろに倒れ、少し腰が痛いが大丈夫」と話していました。
フクロウを再びリンゴ作りのパートナーに――。リンゴの収穫量で全国の6割を占める青森県で、農家を悩ますネズミ退治のため、フクロウを農園に呼び戻そうという試みが続いている。かつてリンゴの木はフクロウの格好の産卵場所だったが、生産効率化をめざした低木化とともに姿を消した。高齢化が進むリンゴ農家の「救世主」として、舞い戻ってくれることに期待が高まっている。 同県弘前市の下湯口地区にある約2千平方メートルのリンゴ農園。たわわに実った木々から頭一つ飛び抜けるように、高さ約2メートルの支柱に支えられた巣箱が立っていた。今は空き家だが、「春になるとフクロウがやってきて、この中で子育てをするんです」と、地元リンゴ農家の石岡千景さん(35)。 2014年、石岡さんは近くの農家と「下湯口ふくろうの会」を結成した。フクロウの研究を続ける弘前大学農学生命科学部の東(あずま)信行教授の研究室と協力して巣箱設置を続けて
世界的に有名な、動物学者であり、発達障害の人として著名なテンプル・グランドン博士を迎えました。 グランドン博士は、畜産業界で仕事を始めたときに、自分が持つ見方や考え方が動物の思考や感情を理解するのを助けてくれたと言います。 グランドン博士は、動物のストレスを考慮した、もっとも人道的だと考えられている屠殺するためのシステムを設計しました。 グランドン博士は、発達障害の人を一括りにして考えないことが重要であるといいます。 「シリコンバレーの企業のトップは、おそらく発達障害の人に含まれます。 一方で、自分で服を着ることも出来ない人もいます。 それらの人、全てを同じように発達障害と言ってしまうので問題があるのです。」 オーストラリアのビクトリア州に農場を購入した24歳のダニエル・ルッツはグランドン博士のようになりたいと望んでいます。 ルッツは発達障害です。グランドン博士のようにルッツも動物と特別な
山形県南陽市の果樹園で、収穫前のさくらんぼ、およそ70キロが動物に食い荒らされているのが見つかり、警察は熊による食害と見て、付近のパトロールを強化しています。 高級品種「佐藤錦」などのさくらんぼの木、8本が被害を受け、食べられた実は合わせておよそ70キロに上るということです。 警察によりますと、太い枝が折れていたほか、果樹園を囲んでいたネットに爪で引き裂いたような跡があったということです。また、24日夜に果樹園のほうから大きな物音がしたということで、警察は、夜間に侵入した熊による食害と見て、付近のパトロールを強化しています。 果樹園を所有する安部吉雄さん(63)は「来年の収穫に影響がないか心配です。近所では、ほかにも被害に遭っている果樹園があるので、これまで以上に気をつけます」と話していました。 南陽市では、今月20日にも、別の畑のさくらんぼ、およそ50キロが熊に食い荒らされる被害が出てい
アイガモ農法による米作りを学ぼうと、岡山県津山市立新野小5年生の児童17人が学校近くの水田を訪れ、アイガモとアヒルのひな約70羽を放鳥した。 平成21年から同水田(約40アール)で、農薬に頼らないアイガモ農法に取り組む「西下有機農業研究会」の末田敦彦代表(71)が協力した。 アイガモは水田の雑草や害虫を食べ、泳ぎ回って土をかき混ぜるので雑草の生えにくい環境をつくる。末田代表は「フンは肥料になる。安心な米作りとして、全国的に広がりを見せている」と児童らに説明した。 児童らは早速、生後4週間のひなを大事そうに抱きかかえ水田に放鳥。群れをつくって元気に泳ぎ回る様子に歓声を上げた。山本一輝君(10)は「触ると、ふわふわでかわいかった。おいしいお米に育ってほしい」と笑顔だった。 アイガモとアヒルは稲が実る前の8月末ごろまで放鳥される。
秋田県大館市の養鶏場で、特産の比内地鶏およそ350羽が死んでいるのが見つかり、動物にかまれたような痕があったことなどから、大館市はクマに襲われたと見て注意を呼びかけています。 大館市の職員が現場を確認したところ、死んだ鶏の一部に動物にかまれたような痕があったほか、施設には大型の動物が空けたと見られる穴があるということで、市はクマに襲われたと見て調べています。 周辺に住宅などはなく、けがをした人はいませんでした。 この養鶏場は去年、クマに襲われて4人が死亡した秋田県鹿角市と隣接する地域にあり、今月8日にはおよそ300メートル離れた林道で親子と見られるクマ3頭が目撃されていたということです。 大館市はクマの出没を知らせる看板を設置して、付近の山林などに近づかないよう注意を呼びかけています。
リンゴ園で増えている野ネズミを駆除しようと、天敵のフクロウを育てている青森県弘前市の農家らが設置した巣箱で、今春11羽のヒナの誕生が確認された。弘前大の調査では、フクロウが営巣している期間中はリンゴ園周辺の野ネズミが実際に減っており、今年も効果が出ることに期待が寄せられている。 リンゴ園ではフクロウが巣を作る大きな穴の空いた古木が減ったため、フクロウも減り、代わりにリンゴの樹皮や根をかじるハタネズミの被害が増えたとされる。 弘前市の農家約30人でつくる「下湯口ふくろうの会」は、弘前大の協力を得て2015年に巣箱の設置を始めた。今年は同市の下湯口から一野渡にかけて63カ所に設置し、うち5カ所で営巣が確認された。産卵した12個の卵のうち、11羽がふ化し、9日から巣立ち始めた。
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