新潟県新潟市は、雑草抑制などのため畑の畝を覆う「農業用マルチフィルム」について、県産の非食用米で作った製品を農業活性化研究センター(新潟市南区)で試験導入した。食用に適さないコメの有効活用や、環境負荷の低減が期待できる一方、新潟市内の土壌への適性は不明なため、まず同センターの試験ほ場で導入する。市特産の枝豆を栽培し、品質や収量のデータを集めて農家に公表する予定だ。 新潟市によると、マルチフィルム...
【神奈川・さがみ】JAさがみは、管内の農家や県内企業と連携し、使用済みの天然草ストローを茅ケ崎市で飼養されるヤギの飼料として供給、利用する仕組みを作った。煮沸殺菌し、副食として与えることで焼却処分を避け、資源の有効活用や環境保全に貢献。ヤギは地域の除草作業を担っており、飼料の負担減にもつながっている。 JAは神奈川県の「かながわSDGsパートナー」に登録し、環境保全への貢献を模索する中、同制度に登録する企業で、ベトナムから天然素材の草ストローを輸入する合同会社HAYAMIと連携。草ストローの循環利用に乗り出した。 HAYAMIを通じ、JAは横浜市内の企業の社員用カフェを運営する一冨士フードサービスとも協力。HAYAMIから仕入れてカフェで使った草ストローを燃えるごみとして処分せず、煮沸殺菌してから、畜産現場に供給する。 JAは当初、酪農の飼料としての活用を想定。管内の酪農家で試験的に与える
コメリのオリジナル農薬「マルガリーダ」に専用ノズルが登場!散布量を減らし、除草作業を省力化できる優れもの!「少水量散布用 マルガリーダノズル」~2022年6月10日(金)より販売開始~ ホームセンターの「コメリパワー」や「コメリハード&グリーン」を通し地域のライフラインとして、地元のプロを応援する株式会社コメリ(所在地:新潟県 新潟市、代表取締役社長:捧 雄一郎)は、少水量散布用 マルガリーダノズルを「コメリパワー」「コメリハード&グリーン」、オンラインショッピングサイト「コメリドットコム」にて2022年6月10日(金)より販売を開始いたします(一部店舗を除く)。 夏が近づき、雑草が成長する季節になってきました。畑や田んぼの除草作業はなかなかの重労働です。そんな除草剤をもっと楽に行える商品がないかというお客様の声にお応えしてこの度、「マルガリーダノズル」がデビューいたしました。 ■コメリオ
福岡県桂川町の有機農家・古野隆雄さん(71)は、除草剤を使わずに畝上の雑草を高速で処理する手作り農具「ホウキング5号」を開発した。作物が出芽する前に、ほうき状の細い針金で土の表層を引っかき、雑草を抜いたり埋めたりする。100メートルの畝では、手作業だと約2時間かかる除草が1分に短縮。有機農業の最大の障壁となる除草を効率化し普及拡大を目指す。 古野さんは、水田にアイガモを放し雑草や害虫を食べさせる「アイガモ水稲同時作」開発者として知られる。 古野さんが発案した「ホウキング」は、従来の除草機が作物の列の間(条間)しか除草できないのに対し、株間まで除草できる。5号は作物の種をまいてすぐ、雑草が小さいうちに使える。以前の型は種まきして約20日後、作物が根付いてからしか使えなかった。 針金が土に深さ約1センチ刺さり、浅い層から生える雑草だけを除去し、深さ約2センチに種をまいた作物は残る仕組み。針金に
除草方法のアイデアコンテストで、道路脇の雑草に熱湯をかけていく参加者=昨年10月、尼崎市内(県西宮土木事務所提供) 道路脇や公共スペースの雑草を取り除くための予算が減っているため、兵庫県西宮土木事務所の職員らが効率的な除草方法の研究に取り組んでいる。試行錯誤の結果、行き着いたのは「熱湯とシリコーン」。多くの人に試してもらうため、マニュアルも公開した。知見を集めて効果的な実施方法を確立する狙いだが、果たして実用化はなるか-。(山岸洋介) アスファルトやコンクリートブロックの隙間の除草は手間がかかり、刈ってもすぐに生えてくる。さらに、自治体の維持管理費は減少傾向で、西宮土木事務所でも年2回だった県道の草刈りが、行財政改革による予算カットで年1回しかできなくなったという。 そこで、同事務所は2020年の夏ごろ、管内の尼崎、西宮、芦屋市にも声を掛け、若手・中堅職員による研究会を結成。塩水や酢、重曹
先月 8月27日(金)、熊本県あさぎり町 熊本県立南稜高等学校 において 総合農業科の生徒さんを対象にスマート農業授業を行いました。 今回は、水稲の管理作業ということで、ラジコン草刈機「神刈(RJ700)」を使用した除草作業と 農薬散布用マルチロータードローン「TA408R」で南稜高校で作っている ”EM菌” を散布しました。 まずは、ラジコン草刈機「神刈(RJ700)」の説明をし、実際に生徒さん達に草を刈ってもらいました。 最初はラジコン操作に手間取っていましたが、すぐに慣れてスムーズに草を刈っていました!✨ 日頃の実習では、刈払機を使うようで、比べてみてラジコン草刈機は、楽で・疲れない!とお話ししてくれました😎 続いて、水田に移動し、農薬散布用マルチロータードローン「TA408R」をご紹介しました。 南稜高校は無農薬ということで、南稜高校スペシャルの ” EM菌 ” を散布しました。
【DMM Agri Innovation】総合化学メーカー「BASF」とより効果的な鳥獣被害対策の実現に向け、販売協力を開始~電気柵の効果をBASFの除草剤「バスタ®液剤」が最大化し、生産者の負担を軽減~ 株式会社DMM Agri Innovation(本社:東京都港区、以下DMMアグリ)とBASFジャパン株式会社(本社:東京都中央区、以下「BASF」)は、農作物を鳥や動物の被害から守るため、DMMアグリが提供する「電気柵」とBASFの非選択型除草剤「バスタ®液剤」の販売協力を開始しました。この提携により、電気柵のメンテナンスが容易になるとともに、管理コストの削減にもつながり、生産者が効果的に作物を鳥獣被害から保護することが可能になります。 ■販売協力の背景・目的 DMMアグリは生産者向けに電気柵を販売し、鳥獣被害対策に関するコンサルティングや専門家のアドバイスを提供しています。BASFの
カテゴリ 技術マニュアル 技術紹介パンフレット 土壌肥料・根圏 タイトル 低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒 実施マニュアル (第1.2版) 発行年月日 2021年1月18日 概要 1%以下に薄めた低濃度エタノール水溶液を土壌にかん水処理し、農業用透明ポリフィルムで覆って1週間以上放置する、簡便で安全な土壌還元消毒技術です。 今回の改訂版では、「土壌病害虫・雑草はどうなるの?」について最新の情報を追加しています。 目次: はじめに / どうして土壌還元消毒できるの? / 作物の生育は大丈夫? / 土壌病害虫・雑草はどうなるの? / どうやって処理するの? / 何か注意することは? / 費用はどのくらいかかるの? / 問い合わせ先
激変していく時代に、将来を見すえ、自給自足をも視野に入れて、「畑作りができるようになりたい」「自分が食べる物は自分で作りたい」という人たちが増えてきている。そこで、有機野菜農家として、25年のキャリアを持つ、吉田俊道さん(菌ちゃんふぁーむ代表)に、素人でも簡単にできる『元気野菜作り』についてお聞きした。(元気野菜の選び方、食べ方については第2回インタビュー記事にて。)(3回連載の最終回) 吉田さんは1959年長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、農業改良普及員として長崎県庁に就職。96年から有機農業に新規参入。99年から「 NPO法人 大地といのちの会」理事長として、「生ごみリサイクル菌ちゃん野菜作り」と「元気人間作り」を全国に普及している。『生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門』など著書多数。 菌ちゃん先生とも呼ばれる吉田さんが、長年の土作り、野菜作りを通して実感する、
資材メーカーの小泉製麻(神戸市灘区)は、ビニールハウスの周囲などに敷くだけで、虫の侵入を防ぐことができる農業用資材「虫フラッとシート」を開発した。紫外線を拡散反射する独自の技術で、アザミウマやコナジラミなど微小害虫の飛行を妨害する。農薬を減らすことができ、環境配慮にもつながるとして、農家の注目を集めている。(中務庸子) シートは、害虫が背面に紫外線を受けることで飛行姿勢を保つ習性を利用。白いシートに反射した紫外線を腹に浴びると錯乱を起こして落下する仕組み。原料のポリエチレンに加えた添加剤が目に見えない小さな凹凸を生み、自社製品の黒いシートに比べて紫外線の反射効率を最大80%向上させた。 研究は2015年、兵庫県立農林水産技術総合センターや愛媛大学などと始めた。当初、学会などでは有識者から「虫は紫外線に寄る習性がある。かえって増えるのでは」との指摘もあった。しかし、徳島県や長野県など全国8県
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