ブックマーク / yashoku.hatenablog.com (26)

  • メイプル・パール Maple Pearls - 夜食日記

    先月のカナダ・モントリオール学会の際、市内のメイプルシロップ屋で買った「メイプル・パール」。 前に書いた「オリーブオイル・キャビア」と同じように作られているでしょう。 ヨーグルトに乗せてべました。 メイプルシロップの香りと甘さに、プチッとした感が加わって、ちょっと変わったおいしさになりました。

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    agrisearch 2014/10/10
    「オリーブオイル・キャビア」、人工イクラ類似品
  • 卵のジャーキーはなぜないのか? “エッグ・ジャーキー”の開発 - 夜食日記

    大学1年生の少人数教育の演習科目で行った、あるお試し実験から。 <イントロダクション> 「ビーフ・ジャーキーはあるのに、なぜエッグ・ジャーキーはないのか?」という卵研究者(私)の永遠の命題!?を解決するために、実際に「エッグ・ジャーキー egg jerky 1.0」を学生たちと一緒に作ってみました。 <材料と方法> 乾燥がジャーキー製造には不可欠なプロセスですが、鶏の卵の乾燥には時間がかかるので、今回は鶏卵より小さい「うずらの卵」を使用しました。 また、卵は卵白と卵黄という全く異なる性質を持つ二つの素材からなりますが、両者をともにジャーキー化するために、ゆで卵状態の以下の市販三製品をサンプルに用いました。 左から、燻製うずら卵(FamilyMart、株式会社サングリーン製)、水煮うずら卵(セブンプレミアム、キユーピー株式会社製)、煮込みうずら卵(はごろもフーズ株式会社製)。 これをノンフラ

    卵のジャーキーはなぜないのか? “エッグ・ジャーキー”の開発 - 夜食日記
  • Q. スイカって野菜なんですか、果物なんですか? はっきりして下さい! - 夜食日記

    A. “園芸”的には野菜、“品”的には果物ですかね。世の中、はっきりしないことも多いのです。 私が担当している品学の講義で、「野菜と果物」の回に決まって聞かれる質問です。 農学系の学科と品系の学科、両方の学生に教えているのですが、スイカやメロン、イチゴなどを果物のくくりで話すと、農学系の学生から「スイカやイチゴは野菜って習ったんですけど?」、「間違ったこと言わないで下さい!」という質問や苦情が聞かれます。 野菜を毎日べていても、「野菜って何?」と聞かれると、正しく答えられる人は結構少ないのではないでしょうか。 野菜とは「新鮮な状態で、主に副として利用される草用植物の総称」とされています。草(そうほん)というのは、「やわらかい茎の植物」という意味です。 同じ草用植物でイネやムギがありますが、これらは高エネルギーなので主となるため、野菜と区別され「作物」と定義されます

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    agrisearch 2014/08/25
    参考「野菜と果物の定義」 http://riss.narc.affrc.go.jp/vegfru/vfdef.htm
  • 食は人の身体と心に影響を与える最大のシグナルである - 夜食日記

    先日、カナダから帰国しました。IUFoST(International Union of Food Science & Technology)が主催する国際学会で、フードサイエンスに関する最新の研究やさまざまな知見に触れて来ました。 学会プレジデントのPingfan Rao氏が、オープニングセレモニーで「は人類にとって唯一最も重要なものであるため、品科学は、科学の最も重要な分野の一つに昇格されるべきである」と主張していたのが印象的でした。さらに「普通の人は、普段べている品の背後に膨大な量の科学が潜んでいることを認識はしていない」と。 私たちの身体を構成するものは、私たちがべているものだけです。べもの以外にはありません。さらにべものは、体の組成成分やエネルギーになるだけではなく、おいしいという“シグナル”を私たちに伝え、喜びや幸せなどの感情を引き起こします。 「」ほどその人の

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    agrisearch 2014/08/25
    「食のサイエンス」
  • アイスクリームの分子構造 〜“間隙”のおいしさ〜 - 夜食日記

    アイスクリームは年中美味しいですが、最近特においしい季節になってきました。 アイスクリームのおいしさは、なんといってもその「舌触り」が重要です。とろける「滑らかさ」は、アイスクリームに欠かせない魅力の一つです。 そのカギを握っているのが、アイスクリーム中の 空気 乳脂肪 氷結晶 の三点です。 アイスクリームの分子構造からアイスクリームのおいしさの秘密を考えてみます。まずは、空気の役割から。 アイスクリームは、原料である生クリームや砂糖を合わせた「ミックス」を凍らせて作りますが、その製造過程で空気を“巻き込んで”その体積が増えます。その空気の混入量の度合いは「オーバーラン」と呼ばれています。計算式は次のようになります。 オーバーラン(%)=[(ミックスの重量)ー(同体積のアイスクリームの重量)]÷(同体積のアイスクリームの重量)×100 例えば、容量が200 mlで、ミックスの比重が1.10

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  • アイスクリームの分子構造 〜アイスクリームの“柱”とは?〜 - 夜食日記

    前回からの続き。 アイスクリームは、見方を変えるとミックスの中に空気を抱き込んだ「泡」であるといえます。さらに、ミックスは脂溶性分子と水溶性分子が混ざり合った「エマルション」でもあります。つまり、アイスクリームの構造には、メレンゲ菓子やマヨネーズに見られる要素が組み込まれていると言えます。 アイスクリームミックス中の乳脂肪は、原料の牛乳がホモジナイズ(均質化)されていることによって、小さな脂肪球として存在しています。 ミックスをかき混ぜながら凍らせていくと、その脂肪球が部分的に会合し、不安定になります。その際、“ブドウの房”のようになった乳脂肪は気泡の表面へと移動し、層を作って安定化しようとします。この房状脂肪がアイスクリーム組織の骨格となります。 脂肪球の凝集は、アイスクリーム製造の際に気泡を破壊し、オーバーランを低下させますが、脂肪は「アイスクリームの柱」になり、形の維持に多分に影響を

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  • 「料理と科学のおいしい出会い」という本が出ます。 - 夜食日記

    自然科学分野の書籍を発行している化学同人さんから「料理と科学のおいしい出会い: 分子調理がの常識を変える」というが出ることになりました。 化学同人さんのサイトでもこれから出るとして掲載されています。 表紙は、これからです。 料理と科学のおいしい出会い: 分子調理がの常識を変える (DOJIN選書) 作者: 石川伸一 出版社/メーカー: 化学同人 発売日: 2014/06/18 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る

    「料理と科学のおいしい出会い」という本が出ます。 - 夜食日記
  • 「煮ても硬いタケノコがスプーンですくって食べられる」という技術 - 夜食日記

    おととい、日品科学工学会の東北支部主催の市民フォーラムがあり、裏方で手伝いをしたのですが、興味深い話を耳にしてきました。 フォーラムのテーマは「介護のユニバーサル化」という、高齢化社会に向けたについてのお話でした。 高齢の方でなくても、これまで歯の治療や喉の痛み、または病院への入退院後などで、やわらかい事のお世話になった人は少なくはないのではないかと思います。 誰しも年齢を重ねれば、当然若い時と比べて歯が弱り、ものを飲み込む嚥下(えんげ)能力も衰えていきますので、やわらかい事の重要性は増していきます。 世界でも超高齢化社会の“先進国”である日はなおさらです。 しかし、高齢になってこれまでべていた馴染みの事から、突如「流動」のような介護へとすんなり移行できる人はきっと少ないでしょう。 たとえば、下のような「常」の煮物を、「きざみ」や「ミキサー」にすれば、確かに

    「煮ても硬いタケノコがスプーンですくって食べられる」という技術 - 夜食日記
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    agrisearch 2013/11/28
    「凍結含浸法(とうけつがんしんほう)」
  • フードペアリング仮説 「“科学的”食材組み合わせ」による新メニューの開発 - 夜食日記

    よく「日料理は“引き算”の料理、フランス料理は“足し算”の料理」といわれます。 日料理は、余計な調理を極力省き、素材そのものの味を引き立たせることを優先させるのに対し、フランス料理は、多彩な材を組み合わせ、深みのあるソースが味のベースになっていることがそのゆえんです。 「フードペアリング仮説」とは? この足し算の料理には、ある仮説が存在しているといわれています。それは、「フードペアリング仮説 food pairing hypothesis」というものです。 フレンチなどの足し算の料理は、材を何でもかんでも合わせれば良いという訳ではなく、材同士の“組み合わせ”がきわめて重要な役割を担っています。 ソムリエの仕事などはまさに、料理とワインを“組み合わせる”プロといえるでしょう。 特に異なる材を合わせる上で重要なのが「香り」「におい」であり、多くの異なる種類の香りが混在している料理

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  • 人類史上、最も偉大な“食の発明”とは何か? - 夜食日記

    ちょうど一年前ぐらいに、英国の王立協会が発表したニュースからの話題をひとつ。 わたしたち人類の歴史を振り返れば、ほとんど“飢え”との戦いの歴史でした。有史以来、「今日、べることができるか?」が人の関心の中心にあったことでしょう。 現代の人類の繁栄が、「の確保」の基盤の上に成り立っているのは間違いありません。 (The Kitchnより) これまで人々が、生命を支える「」のために使ってきたエネルギーの総量は凄まじく、多くの“先輩方”によって数々のに関する「発明」がなされています。 昨年2012年の11月に、英国王立協会の科学アカデミーが、「歴史において最も重要な発明トップ20」という興味深いランキングを発表しています。 ノーベル賞受賞者も含まれるフェローによって選ばれたというその結果を以下に示します。 冷蔵庫 殺菌/滅菌 缶詰 オーブン 灌漑 脱穀機/コンバイン収穫 焼く(ベー

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  • 加熱調理は、ヒトの脳を“進化”させ、体を“退化”させた? - 夜食日記

    サイエンスの分野で、1990年頃から「21世紀は脳の時代」という言葉をよく耳にしていましたが、実際に日で「脳科学ブーム」が起きています。 「私たち“ヒト”とゴリラのような“サル”を分かつもの」を考えると、言葉の有無、手先の器用さなどありますが、やはり「脳の違い」が圧倒的に大きいといえるでしょう。 (ナショナルジオグラフィックより) ヒトの進化に関する最近の研究では、私たちの祖先が「火を使った調理」を覚えたことが脳を大きくする上でのターニングポイントであったと報告されています。 ブラジルにあるリオデジャネイロ連邦大学のエルクラーノ・アウゼル博士らによる研究によると、さまざまな霊長類の体と脳の重さを測定し、カロリー摂取量と比較した結果、予想通り、体や脳を大きく成長するためには、たくさんべなければならないということを科学的に証明しました。 特に私たちヒトの臓器の中で脳は、体重の2%程度の重量

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  • 博士の愛した寿司 「“細胞”海苔巻き」 - 夜食日記

    今週、自分の誕生日がありました。年齢は、ついに“大台”に。 当日、次のような“冊子”をプレゼントとして頂きました。 「SCIENCE-ish COOKING with YOUR WIFE」。サイエンス“風”の料理のようです。 この『経』を元に、「“細胞”の形をした海苔巻き」を作りました。 完成品はこのように。↓ 左が「動物細胞の海苔巻き」、右が「植物細胞の海苔巻き」。 知育玩具、知育菓子、ならぬ知育寿司、皆さんのご家庭でもいかがでしょうか。 また大学で、研究室の学生さんからもプレゼントと手作りケーキ、そして素敵な「たすき」を頂きました。 “代表”に選ばれて光栄です。おやじの名を汚さぬよう、これからも研究道に精進したいと思います。

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    agrisearch 2013/10/31
    「SCIENCE-ish COOKING with YOUR WIFE」
  • “人工イクラ”が「オリーブオイル・キャビア」になって凱旋帰国!? - 夜食日記

    この前、スペイン、バルセロナのオリーブオイル専門店で買った「オリーブオイル・キャビア」をべてみました。 クラッカーの上に、モッツァレラチーズとトマトと一緒に載せてみましたが、見た目がキラキラして綺麗ですね。 感は、イクラと同じように“プチッ”と弾けます。風味はオリーブオイルそのままで、淡白なモッツァレラチーズやトマトとの相性は申し分ないですね。美味しかったです。 この製品のブランド名であり、社名でもある「CAVIAROLI」という会社は、バルセロナ近郊のEsparragueraという町にあるようです。 私が買ったベーシックな味の「エキストラバージン」以外にも、「チリ風味」「ローズマリー風味」「バジル風味」などの製品がバルセロナの店に並んでいました。 どれも魅力的でしたが、結構なお値段がしたので、1個しか買えませんでした。贈答用として重宝がられそうです。 (CAVIAROLIより) オリ

  • かつてない“嫉妬”とかつてない“感謝”を感じた「食紀行本」 - 夜食日記

    よく行く屋さんに平積みで置かれていたこの。 英国一家、日べる 作者: マイケル・ブース,寺西のぶ子 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2013/04/09 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (10件) を見る 買って読み始めたらページをめくる手を止められず、一気に完読しました。 手に汗握るというか、口に唾液が滲み出る、というでした。 内容は、トラベルジャーナリストであり、フードジャーナリストでもあるイギリス人のマイケル・ブース氏が、東京、北海道、京都、大阪、福岡、沖縄にある超有名店から身近な屋台までをべにべまくるという「紀行文」です。 しかも、奥さんと二人の小さい息子さんを連れた家族旅行で、3ヶ月足らず!?(原文ママ)という日人にはロング過ぎるバケーション期間でのの記録となっています。 デパ地下、思い出横丁から、老舗料亭までといった“振れ

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  • スペイン人の豚肉へのこだわり 〜生ハムはイスラム教徒への踏み絵!?〜 - 夜食日記

    スペインから帰りしばらく経ちましたが、海外出張の疲れと日の季節の変わり目も相まってか、1日のうち20時間ぐらい眠い日が続いています。 この週末中に、なんとか通常操業の状態に戻したいものです。 スペインべたおいしい料理をアタマで反芻し、余韻に浸っていますが、スペイン料理の代名詞「生ハム」は噂に違わず絶品でした。 街中で頻繁に見かけた、生ハム原型の豚肉の塊を大量に吊るしてある風景は、圧巻というか、「“豚肉カーテン”じゃん!」と何度も突っ込みを入れたくなるものでした。 スペイン料理には、地中海文化圏なので魚介類を使ったものがたくさんありますが、やはり肉料理がメインです。 このスペイン文化には、おもしろい「独自性」があります。 世界の肉生産高は40数%が牛で占められているのに対し、スペインでは約38%が豚で生産高1位となっています。 さらに、世界的には8%以内しかない羊・山羊が、スペ

  • 「ファッションフード、あります。」 - 夜食日記

    」の研究をしていますが、日人ほどべものに興味がある国民はいないとつくづく感じます。 日ほど世界中のいろいろ料理べられる場所は稀有であり、TVのチャンネルを回せがひっきりなしにの情報が流され、レストランではいたるところで料理の写真を収める風景が日の風物詩ともなっています。 その日人のへの“執着心”が、日品研究のレベル向上に繋がっていると思います。 日人ほどを楽しみ、そして“消費”する国民はいないでしょう。 現代の「日」の激しい“流行り廃り”をわかりやすくまとめた“教科書”ともいえるに出会いました。 畑中三応子さんの『ファッションフード、あります。』というです。 ファッションフード、あります。: はやりのべ物クロニクル1970-2010 作者: 畑中三応子 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2013/03/01 メディア: 単行 クリック

    「ファッションフード、あります。」 - 夜食日記
  • 今後、どのような「防災食」が必要か? 宮城大学1年生450名のレポートから見えてくるもの - 夜食日記

    勤務先の宮城大学は、宮城県が設立した公立大学です。学部は、看護学部、事業構想学部、産業学部の3学部があり、それぞれ地域ニーズにマッチした教育が行われています。 毎年、新入生の1年生には「基礎ゼミ」という大学教育の導入科目があります。基は、各教員が3、4名の学生に対して行う少人数教育です。 しかし、今年度の基礎ゼミは、全学部から3名(組)の教員によって、全学部の1年生に「防災とボランティア」という講義が少人数教育の前に行われました。もちろん、東日大震災を受けての対応です。産業学部からは私が担当することになり、特に「防災と」に関する講義を依頼されました。 その講義が、先月末に終わりました。宮城大学3学部の1年生全員、総勢約450名に対する講義でした。 どの学部、どの学科も半数以上は、地元宮城県出身の子供たちです。さらに、東北6県出身を含めると、約8、9割に達します。3.11東日大震

    今後、どのような「防災食」が必要か? 宮城大学1年生450名のレポートから見えてくるもの - 夜食日記
  • 「災害時の食から今後の備蓄食を考える 〜あのとき、ほんとうに食べたかったもの〜」 1/6 - 夜食日記

    12/3に仙台市太白区中央市民センターで行われた仙台まち・ひと交流財団主催、3.11 東日大震災「私はこうして凌いだ 〜の知恵袋〜」交流イベントでの基調講演の「スライド」をご紹介します。 講演タイトルは、「災害時のから�今後の備蓄を考える 〜あのとき、ほんとうにべたかったもの〜」です。 全6回です。 日は、「私の専門からもくじ」まで。スライドのみですが、どうぞご容赦を。 明日は、「私の�東日大震災の体験 〜震災後の1週間、感じていたこと〜」について。

    「災害時の食から今後の備蓄食を考える 〜あのとき、ほんとうに食べたかったもの〜」 1/6 - 夜食日記
  • 「これからの非常食・災害食に求められるもの」 - 夜食日記

    注文していたが届きました。 「これからの非常・災害に求められるもの―災害からの教訓に学ぶ―」と「これからの非常・災害に求められるもの2―災害時に必要なの確保―」というタイトルのです。 どちらも新潟大学地域関連フードサイエンスセンターが編集しています。新潟大学で開催された特別シンポジウムの講演・総合討論をもとに編纂されてます。 目次を紹介します。 これからの非常・災害に求められるもの―災害からの教訓に学ぶ― 第1章 阪神大震災 被災者の視点から 第2章 日の国際緊急援助隊における糧について 第3章 避難所での口腔ケアとについて 第4章 被災生活におけるの問題―中越地震「被災生活アンケート」から― 第5章 非常の現状と課題 第6章 災害への取り組み 第7章 今後の非常、災害へ向けて―シンポジウムの総合討論から これからの非常・災害に求められるもの2―災害時に

    「これからの非常食・災害食に求められるもの」 - 夜食日記
  • おばあ曰く「戦争の時よりひどい」 - 夜食日記

    この前の日曜日、福島の実家に3.11以降初の帰省をしました。 母と祖母、近くに住む姉夫婦も来ていて、いつものように「のり巻き」と「いなり寿司」で迎えてくれました。 中通りなので津波の影響はなく、家の損壊も多少壁が崩れヒビが入ったようですが、建物的には全く問題はないようでした。しかし、やはり原発事故で家族は精神的にだいぶやられているようでした。 家に入る前に、玄関横の壁にある新聞入れのポストがガムテープでびっしりと塞がれているのに「あれ?」と思いましたが、それは放射性物質の侵入を防ぐためのものだと後から気が付かされました。 実家は福島原発から60キロぐらいの距離にありますが、外出は極力控えるようにいわれているようで、家族はずっと一日家にいる毎日のようです。しかたなく母親は家でテレビばかり見ているようですが、テレビでは原発ニュースばかり目にするので、「頭が痛くなる」と言っていました。 80才を

    おばあ曰く「戦争の時よりひどい」 - 夜食日記
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    agrisearch 2011/04/12
    「こんな天気のいい日なのに外にも出れねぇなんて…」