AHA-BLSインストラクター日記 ~ 心肺蘇生教育最前線 アメリカ心臓協会(AHA)の一次救命処置(BLS)インストラクターの視点で見た救急心肺蘇生事情最前線。ガイドライン2015、激動する蘇生教育の今を綴っています。AHAインストラクターになる方法、他。 内容を簡単に書きますと、以前にもここで取り上げたことがあるベトナム航空機内での日本人バイスタンダーによるCPRの成功例に関する話です。 CPRは功を奏して傷病者はほとんど障害を残すことなく社会復帰したものの、この事例は国際的にも大きな波紋を呼びました。 というのは訓練を受けているはずの客室乗務員は一切手をかさず、日本人女性がたったひとりで1時間近くに渡りCPRを続けたという点。 それと他の乗客たちが野次馬となり、手をかさないばかりか無遠慮に蘇生現場の写真やビデオを撮り、「テレビと同じのをやっている。」「あの人が止めたら死ぬんでしょ?」
1990年以降,国内外の航空機内にAEDが搭載され,客室乗務員らが救命する事例が相次いで報告されている。日本でも2001年10月に日本航空国際線にAEDが搭載されたことを契機に,航空機を含む公共の場所へのAED設置が普及している。そのような中,平成18年2月17日金曜日,成田発東南アジア行きの外資系航空機内にてツアー旅客(55歳,男性,会社員)が心肺停止に陥った。同機にたまたま乗り合わせていた日本赤十字救急法指導員を持つ個人客(31歳,女性,会社員)が1時間に渡り1人で心肺蘇生を行い救命した。心肺蘇生と並行して行われたドクターコールに応じる者はおらず,客室乗務員に繰り返し要請されたにも関わらず機内に搭載されていたAEDが心肺蘇生の現場に持ってこられることはなかった。また客室乗務員は心肺蘇生を手伝わなかった。加えて多数の他の乗客が野次馬と化して現場に殺到し,心肺蘇生の現場を写真やビデオで撮影
AHA-BLSインストラクター日記 ~ 心肺蘇生教育最前線 アメリカ心臓協会(AHA)の一次救命処置(BLS)インストラクターの視点で見た救急心肺蘇生事情最前線。ガイドライン2015、激動する蘇生教育の今を綴っています。AHAインストラクターになる方法、他。 いま、mixi上で議論が白熱しています。(というより炎上気味?) テーマは、「看護師がバイスタンダーCPRを積極的にするかしないか」 mixiアカウントを持っている方はこっそりと覗いてみてください。(なんだかそのうちトピックごとゴソッと消されてしまいそうな雰囲気もありますのでお早めに、、、) http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48968924&comm_id=1057808&page=all 現時点でのコメントから、「事故などに遭遇したら自分だったら積極的手を出す」というナースと、「積極的には手は出さない」「
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