そろそろ雪が降り始めるとされる日、二十四節気の一つ、小雪(しょうせつ)も過ぎ、自転車に乗っていても雨に降られると辛い時期です。太平洋側は、冬になってしまえば、寒いながらも晴天が増えますが、この時期は天気が崩れることも多く、自転車通勤をしている方にとっても厄介な季節なのではないでしょうか。 南国の雨のように、ザッと降って、すぐあがってくれるならいいですが、しとしと長く降り続けるこの時期の雨は、自転車乗り泣かせです。逆に言えば、この雨の多い日本で自転車乗りたちは、自分も含めてですが、よく乗っているものだと思います。 では、降水量の少ない国、年間を通じて温暖な国のほうが自転車に乗る人が多いかというと、必ずしもそうではありません。例えばヨーロッパの国々を見てみると、比較的北にあって、雪も降るような国のほうが、自転車の利用率が高かったりします。 一年間に、国民一人が平均して自転車に乗る距離で比べてみ