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ブックマーク / blog.rittal.jp (5)

  • 制御盤(コントロールギア)の規格の種類と役割について知ろう

    制御盤(コントロールギア)について解説します。制御盤、コントロールギア、そしてキュービクル。いろいろな呼び方をされる制御盤は、それぞれどのような意味を持つのでしょうか。制御盤に関連する規格と、制御盤の重要な役割を紹介します。 制御盤の役割 制御盤とは、モーターや電磁弁などの動力がある機構を、スイッチやリレーなどの電気回路によって制御する電気部品を格納した盤のことです。 たとえばエレベーターでは、制御盤によって上昇や下降、停止といった制御を行っています。また工場の生産ラインを自動化するFA機器では、装置の駆動、操作や、装置が動く方向の制御、センサーによる物体の検出、正常または異常などの表示を行うための機能を持った電気部品などを、制御盤に格納しています。 制御盤には主に、次のような部品が格納されています。 ・リレー 電流を流す(導通する)ことによって、電気回路の開閉を操作する装置のことです。導

  • マークチューブが持つ重要な役割と作業時の注意点・課題

    制御盤内の配線には必ず使われるマークチューブ。作成や取り付けには多くの手間と時間を要しますが、なぜ必要なのでしょうか。今回はマークチューブが持つ重要な役割とマークチューブの注意点や問題点を考えます。 配線で使用するマークチューブとは 配線に使用されるマークチューブにはどういった目的があり、どのような種類があるのでしょうか。早速見ていきましょう。 「マーク」は「目印」という意味の言葉です。ここから、「目印となるチューブ」という意味で、配線に目印を付ける意味で使われるのがマークチューブです。 マークチューブは配線のミスを予防し保守作業を容易にする役割を担います。また、端子圧着部の絶縁としても使われます。 多くの配線が交差する制御盤では、保守作業者の道標となり、設計者や製作者の意図を第三者へ伝える重要な意味を持ちます。 マークチューブにはサイズや材質によって種類があり、特殊な機能を持ったものもあ

  • 3D制御盤

    一般的な盤製造の場合、中板の上に盤用機器を並べて取り付けて作るため、盤内のスペースが不足しがちになります。その結果、制御盤内の熱がこもりやすくなってしまい、その対策方法に悩まされます。また、制御盤の組み立てにも時間と手間がかかり、コストが増えて作業効率が低下してしまうというお悩みも多いです。

  • 圧倒的な小型化を実現する制御盤の新提案~3D制御盤~

    2Dから3Dへ。XYの平面世界に対し、Z軸が加わった3Dの立体世界は、より発想や行動の自由度が増し、さまざまな恩恵をもたらしています。そんな3D活用について、制御盤の世界もいよいよ3Dに突入です。 といっても3D CADや3Dデータの話ではなく、制御盤自体を3D化しようというお話。3D制御盤はこれまでとはまったく異なる構造で、制御盤の設計・製造技術のブレイクスルーになるとも期待されています。今回はそんな制御盤の最新技術である「3D制御盤」を紹介します。 3D制御盤とは? 3D制御盤とは、その名の通り制御盤の一種ですが、3D CADを使って制御盤を3次元構造で設計し、盤内機器も3次元に配置した制御盤のこと。今ある一般的な制御盤が2次元の2D構造であるのに対して3D構造を持つ制御盤として「3D制御盤」と言われます。 これまでの制御盤との違い 当たり前の話ですが、制御盤は鋼鉄または樹脂でできた頑

  • PLC(シーケンサ)の安全な電気配線方法

    PLC(シーケンサ)についての基情報、制御盤に組み込むときの注意点および安全な配線方法を紹介します。また、PLCが別名でシーケンサと呼ばれる由来についても振り返ってみましょう。 三菱シーケンサに代表されるPLC PLCとは、プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller)の略称です。もともとは、リレーの組み合わせによってつくられていた制御回路(シーケンス回路)を、内部にプログラムすることでモジュール化した制御装置がPLCです。 PLCの開発はアメリカの自動車業界が発端といわれています。日国内では三菱電機が最初に発売し、普及が進みました。その商品名が「シーケンサ」であったことから、国内ではPLC全般がシーケンサと呼ばれる場合もあります。三菱電機以外では、IDEC、日立産機システム、オムロン、キーエンスなどがPLCを販売しています。一方海外

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