7月4日、サムスンが依然として、世界最大のスマホメーカーであることに変わりはないが、恩恵の大半を手にしているのはアップルのようだ。合肥市で昨年9月撮影(2015年 ロイター) [ソウル 4日 ロイター] - 「ギャラクシー」が大ヒットを収めた韓国のサムスン電子<005930.KS>はここ数年、高級スマホ市場で米アップルを抑え、快走を続けてきた。 しかし先行きは厳しいものになるかもしれない。というのも、低・中位機種市場で台頭する中国の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]や小米科技(シャオミ)[XTC.UL]などライバルと張り合うため、値下げやモバイル部門の利益率低下を受け入れざるをえなくなっているのだ。
為替のウォン高で輸出が減少し内需も低迷、製造業の景況指数も落ち込みが止まらない。四面楚歌状態の韓国経済について、米国をリーマン・ショック後のどん底から救ったベン・バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)前議長がメスを入れた。当局が不透明な為替介入を繰り返す通貨制度について「完全な変動相場制ではない」と指摘、輸出に依存する経済構造についても「限界がある」と苦言を呈したのだ。 「製造業の輸出中心の経済では韓国経済の規模を維持することは難しくなっている」 韓国メディアによると、5月27日、ソウルを訪問して金融フォーラムに参加したバーナンキ氏はこう述べて、韓国経済の問題点を指摘した。 バーナンキ氏は学者出身で、2006年から14年までFRB議長を務め、ゼロ金利政策や3回にわたる量的金融緩和政策を実施し、リーマン・ショック後の米国経済を立て直した。 米国に続いて日本や欧州が量的緩和政策を実施、通貨の
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