人民日報系のネットメディア、人民網は1日、中国在住の外国人がSNSを通じて中国人を侮辱する言葉を発したことに対し、警察が介入したとする記事を発表した。問題ある書き込みをしたのは外国人2人で、「中国人は臆病だから、日本人は何の苦労もせずに南京でやっつけた」などと主張したという。 問題ある発言を発見したのは、南京市民の高(ガオ)さん。9月27日午後にSNSで英語を使ってやりとりする、広東省深セン市の飲食店絡みの88人のグループの書き込み記録で、「chink(チンク)」という蔑称も使い中国人が侮辱されていることを発見した。 高さんが抗議すると、激しい言葉の応酬になった。相手は外国人で、中国では「南京大屠殺(ナンジン・ダートゥーシャー=南京大虐殺)」と称される南京事件に言及し、「中国人は臆病だから、日本人は何の苦労もせずに南京でやっつけた」などと書き込んだという。 南京事件のことに言及され、高さん
中国人観光客が偽造の国際運転免許証でレンタカーを運転し、交通事故を起こすケースが相次ぎ、警察庁が中国政府に対し、国際免許制度を国民に周知するよう申し入れていたことがわかった。申し入れを受け、中国政府は外務省のホームページなどで注意を呼びかけている。訪日観光客の増加に伴い、外国人ドライバーによる事故は急増しており、警察庁は偽造免許への警戒を強化している。 警察庁によると、偽造の国際免許証は昨年頃から、目立ち始めた。レンタカーで物損事故や交通違反を起こした中国人観光客らが、警察官に国際免許証を提示。発給元はいずれもフィリピン自動車協会と記されており、警察庁が同協会に確認した結果、偽造と判明した。 同庁が調査したところ、インターネットの中国語サイトでは、フィリピンの偽造国際免許が売買されていることも確認された。 道路交通法は、日本の免許を持っていない外国人が車を運転するには、自動車運転の国際的な
かつて裏風俗店で賑わった街には今、中国語の看板が煌々と光り、日本語は影が薄い。埼玉・西川口で中国人によって進行する街の新陳代謝を安田峰俊氏がレポートする。 * * * 薄暗い階段を登ると、荒っぽい口調の中国語の若者言葉が聞こえてきた。2階の店内にはビリヤード台と、20台ほどのハイスペックパソコン。十数人の若者がヘッドホンを付け、王老吉(ワンラオジィ)や冰紅茶(ビンホンチャア)(いずれも中国の清涼飲料水)で喉を潤しながら画面を注視している。 彼らが延々とプレイしているのは、中国で人気のインターネットゲームだ。中国人の若者は、ネットカフェをEメール送信などの一般的な用途で利用するのではなく、雀荘やゲーセンに近いノリでたまり場にすることが多い。
東京では局所的に外国人比率が75%を超える町が出現している。こうした突出した地域で何が起こっているのか。カルチャースタディーズ研究所の三浦展氏が解説する。 * * * 日頃、外国人が増えたと感じる人は多いはずだが、実際にどこにどれほど増えたのか。国勢調査の小地域集計などを用いて町丁単位まで調査した。 1979年に9.3万人だった東京23区在住の外国人は2017年に41.4万人まで増加した。区別では新宿、江戸川、足立、豊島、江東の順に数が多い。 人口に占める外国人比率は江東区青海2丁目が75.1%で突出するが、これは留学生や外国人研究者らが暮らす東京国際交流館があるため。港区愛宕2丁目や赤坂1丁目、六本木周辺などの比率が高いのは、タワマンに住む「上流外国人」が多いからだろう。 注目すべきは、若い世代の外国人の比率が局所的に高まっていることだ。 新宿区百人町1~2丁目、大久保1~2丁目では25
省エネ支援のエフオン(9514)が急反発して始まり、およそ2週間ぶりの高値水準を回復した。大和証券による投資判断の引き上げが好感された。 同証券は25日付で、エフオンのレーティングを5段階の2位の「・・・ …続き
贈呈式で「マサル」(ちなみに♀)に顔をなめられ、うれしそうなザギトワ「良い飼い主になれるよう、しっかり世話します」 5月26日にロシアのモスクワで行なわれた秋田犬「マサル」の贈呈式で、平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのザギトワはそう語った。 「成長過程の画像を10日に1回程度、外務省を通じてザギトワ選手に送っていました。贈呈式では『やっと私の元にきてくれた』といううれしさが表情に出ていました。秋田犬ブームのロシアでは、日ロ首脳会談よりもマサルの話題のほうが盛り上がっていたようです」(贈呈式に出席した秋田犬保存会の遠藤敬[たかし]会長) ロシアに限らず今、秋田犬は世界的な大ブームで、海外の秋田犬登録数は2012年に167頭だったのが、17年には3967頭と20倍以上に(秋田犬保存会調べ)。ただ、このブームに便乗した問題も起こっているのだという。 「中国では“ニセ秋田犬”が出回っているよ
「あなたが日本語専攻の学生なら、出て行ってください。あるいは映画事業で仕事させてやってもいい」。中国スマートフォン大手小米科技(シャオミー)の社員が河南省であった採用説明会でそう発言し、「就職差別」と批判されている。同社トップに抗議の声が寄せられ、社員は謝罪に追い込まれた。 河南商報が報じ、小米の広報担当者も朝日新聞の取材に事実関係を認めた。 22日夕に鄭州大学であった採用説明会で、小米のイノベーション部門責任者とされる秦濤氏が、日本語専攻の学生に会場から出て行くよう要求したという。秦氏がこの時、「仕事させてやってもいい」と言った「映画事業」とは、中国人の若者の間ではアダルトビデオ産業の意味ととらえるのが普通だ。 秦氏の話を聞き、会場にいた200人以上の学生はみな笑ったという。憤って会場を離れた日本語専攻の学生は、河南商報の取材に、「日本語専攻の学生に対するきわめて重大な侮辱だ」と述べた。
「移民を受け入れるべきか」「上司が外国人になったら?」――。そんな見出しを最近よく目にするようになった。少子高齢化に伴う人手不足解消の「切り札」として語られるが、日本で働く外国人労働者は100万人超。私たちは既に日常的に外国人と接している。議論と実態がかみ合っていないように見えるのはなぜなのか。 「受け入れは不可避」 厚生労働省は1月、日本で働く外国人の数が昨年10月末時点で108万3769人だったと発表した。「日経ビジネス」や「週刊東洋経済」などの経済誌を中心に移民の特集記事も相次いでいる。 論点のひとつが、政府が原則認めていない「単純労働者」に近い形で働く外国人労働者の存在だ。法務省によると、日本の国内法には移民についての規定がなく、定義もない。そのためいわば表玄関からではなく、技術移転を目的とした「外国人技能実習生」や留学生という名目で移民を受け入れている現実の問題点を探っている。
12月22日から24日にかけて大雪に見舞われた新千歳空港では航空便の欠航が相次ぎ、一時、1万6,000人もの人々が空港に足止めされた。空港ターミナル内で寝る場所や食料が十分にない中で3日間にわたって空港ビル内で滞在を余儀なくされた人も多く、空港は大混乱になった。 この空港の大混乱で最も注目されたのが、中国人が飛行機が飛ばないことに抗議して警察が出動する大騒動になった、というニュースだ。しかしこの情報、事実の前後関係や現場の状況など詳しい情報がないままYoutubeに投稿された画像が独り歩きし、「すわ!中国人が!」とばかりに、多くの日本人の耳目を集めた何とも奇妙なニュースの拡散の仕方だった。中国でもこの話題は大きく取り上げられたが、日本での報道ぶりに対して中国側は、事実を極端に捻じ曲げて大げさに伝えていると抗議。なぜ騒動が起こったか具体的な理由が明らかにならないまま、この一件は後味の悪さしか
中国で増加する患者とその家族による医師への暴行事件だが、今回もそんなモンスターペイシェントによる、看護師に対する暴行事件が起こった。「人民日報」(11月21日付)によると、四川省成都市にある四川大学華西医院で、看護師が入院患者の薬を準備していたところ突然、患者の家族が暴れだし、看護師に重傷を負わせたというのだ。 病院側の説明によると、11月20日朝、看護師が呼吸器系内科の病棟に入院している患者の薬の準備のため、治療室にいたところ、患者の息子(45)が暴れながら治療室に入ろうとしたという。周りにいた病院関係者が止めに入ると、「看護師が薬を盗むかもしれない。薬の調合も間違えるかもしれない。俺が監視しないと、何をされるかわかったもんじゃない!」と、無理やり治療室のドアを力任せにこじ開けて入室。暴れ回った際に、室内にいた看護師が突き飛ばされ、ドアに頭を打ちつけて、大けがを負ったというのだ。 地元メ
アメリカの次期副大統領マイク・ペンス氏を支持する男性が12月、法廷審問にかけられる。警察によると、男性はニューヨーク市の軽食レストランにいた中国系アメリカ人の女性客2人を差別的呼称で呼んだほか、女性たちを擁護した男性客に催涙スプレーを浴びせた。 ニューヨークの地元ニュースメディア「ゴッサミスト」によると、フランク・カミーノ(56)被告は、傷害目的の暴行罪、暴行未遂、第2級傷害及び侮辱罪に問われており、12月19日法廷に出頭する予定だという。 カミーノ被告は11月20日未明、軽食レストランで逮捕された。「ゴッサミスト」によると、彼は中国系アメリカ女性2人のことを「クソアマ」「ビッチ」と呼び、「東京に帰れ」と叫んだという。さらに目撃者の証言によるとカミーノ被告は、「人種差別は許さない」と女性たちを擁護した男性に催涙スプレーを浴びせたという。「ゴッサミスト」はカミーノ被告にコメントを求めたが、返
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