ドイツ連邦統計庁の発表によると、ドイツの人口の5人に1人は外国人のルーツを持っており、この割合は若年層になるほど多くなることが明らかになった。16日付のフランクフルターアルゲマイネ紙オンライン版が伝えた。 この統計で定義される「外国人のルーツを持っている」とは、本人、または両親の少なくとも一方が出生時にドイツ国籍を持っていなかった場合を指し、この中にはドイツ生まれの場合と、外国で生まれてドイツに移民した場合の両方が含まれる。なお、昨年ドイツは大勢の難民を受け入れたが、まだ正式に難民申請が認可されていない第一段階の受け入れ状態にある難民は今回の統計に含まれていない。 ドイツの人口に占める外国人のルーツを持つ人の割合は、5人に1人に当たる20%で、1710万人に上る。これは昨年比で4.4%増加しており、過去最高の数字を記録。年齢層別では未成年だとさらにこの割合が増えて3人に1人が外国人のルーツ
現在開催中のEU首脳会議で、イギリスのEU残留に向けた改革案が協議されている。もしキャメロン英首相が英議会の承認を得て持参した改革案から少しでも不利になる譲歩をした場合には、国内の多くの与党議員がEU離脱(ブレグジット)推進派に回ることになりそうだ。 「(改革案は)とても控えめな要望だが、もしそれすらも達成されないとしたら、多くの議員が、離脱が妥当と判断するだろう」と、キャメロン率いる与党・保守党のグラハム・ブレイディ下院議員は話している。ブレイディは、イギリスのEU残留条件に関する改革草案をまとめた下院委員会の委員長も務めている。 【参考記事】イギリス離脱を止められるか、EU「譲歩」案の中身 ブレイディによると、保守党の330人の下院議員のうち約100人が自他共に認めるEU離脱派で、ブレイディもその一人。さらに下院議員の過半数が「EU懐疑派」と考えられるという。キャメロンはEU残留派と見
ドイツが緊急措置として国境を開放し難民を盛大に歓迎してからわずか1週間。再び国境を閉ざすと発表した。難民にとっては衝撃的な政策転換だ。次から次へと押し寄せる難民の数は予想をはるかに超えており、とても対処しきれなくなったという。 今後は、この一週間の間に難民が殺到しているオーストリアとの国境近くに検問所を置く。また難民の大半がドイツへの入国手段として使ってきたオーストリアからの国際列車も運行を停止。ドイツのミュンヘンには先週土曜だけで13,000人の難民が到着し、今年の難民受け入れ数は80万人にも上るとみられている。 トマス・デメジエール独内相がロイター通信に語ったところによれば、こうした国境管理の目的は「ドイツへの難民の流入ペースを抑え、入国した人々を秩序立った手続きで迎えるため」だという。また「難民は保護を受ける国を選ぶことはできない」ことを理解すべきだとも語った。今後オーストリアとドイ
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