3月17日、韓国は北朝鮮からのミサイル攻撃を想定した米軍の最新鋭防空システムの配備をめぐり、安保上の最重要同盟国である米国と、最大の貿易相手国である中国との間で板挟みになっている。 写真は朴槿恵大統領。12日代表撮影(2015年 ロイター) [ソウル 17日 ロイター] - 韓国は北朝鮮からのミサイル攻撃を想定した米軍の最新鋭防空システムの配備をめぐり、安全保障上の最重要同盟国である米国と、最大の貿易相手国である中国との間で板挟みになっている。 米国政府が正式に提案している訳ではないものの、米軍当局者は昨年6月以来、北朝鮮からのミサイル攻撃の脅威が高まっているとして、韓国に地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を配備する必要があると主張している。