東京では局所的に外国人比率が75%を超える町が出現している。こうした突出した地域で何が起こっているのか。カルチャースタディーズ研究所の三浦展氏が解説する。 * * * 日頃、外国人が増えたと感じる人は多いはずだが、実際にどこにどれほど増えたのか。国勢調査の小地域集計などを用いて町丁単位まで調査した。 1979年に9.3万人だった東京23区在住の外国人は2017年に41.4万人まで増加した。区別では新宿、江戸川、足立、豊島、江東の順に数が多い。 人口に占める外国人比率は江東区青海2丁目が75.1%で突出するが、これは留学生や外国人研究者らが暮らす東京国際交流館があるため。港区愛宕2丁目や赤坂1丁目、六本木周辺などの比率が高いのは、タワマンに住む「上流外国人」が多いからだろう。 注目すべきは、若い世代の外国人の比率が局所的に高まっていることだ。 新宿区百人町1~2丁目、大久保1~2丁目では25
省エネ支援のエフオン(9514)が急反発して始まり、およそ2週間ぶりの高値水準を回復した。大和証券による投資判断の引き上げが好感された。 同証券は25日付で、エフオンのレーティングを5段階の2位の「・・・ …続き
「あなたが日本語専攻の学生なら、出て行ってください。あるいは映画事業で仕事させてやってもいい」。中国スマートフォン大手小米科技(シャオミー)の社員が河南省であった採用説明会でそう発言し、「就職差別」と批判されている。同社トップに抗議の声が寄せられ、社員は謝罪に追い込まれた。 河南商報が報じ、小米の広報担当者も朝日新聞の取材に事実関係を認めた。 22日夕に鄭州大学であった採用説明会で、小米のイノベーション部門責任者とされる秦濤氏が、日本語専攻の学生に会場から出て行くよう要求したという。秦氏がこの時、「仕事させてやってもいい」と言った「映画事業」とは、中国人の若者の間ではアダルトビデオ産業の意味ととらえるのが普通だ。 秦氏の話を聞き、会場にいた200人以上の学生はみな笑ったという。憤って会場を離れた日本語専攻の学生は、河南商報の取材に、「日本語専攻の学生に対するきわめて重大な侮辱だ」と述べた。
「移民を受け入れるべきか」「上司が外国人になったら?」――。そんな見出しを最近よく目にするようになった。少子高齢化に伴う人手不足解消の「切り札」として語られるが、日本で働く外国人労働者は100万人超。私たちは既に日常的に外国人と接している。議論と実態がかみ合っていないように見えるのはなぜなのか。 「受け入れは不可避」 厚生労働省は1月、日本で働く外国人の数が昨年10月末時点で108万3769人だったと発表した。「日経ビジネス」や「週刊東洋経済」などの経済誌を中心に移民の特集記事も相次いでいる。 論点のひとつが、政府が原則認めていない「単純労働者」に近い形で働く外国人労働者の存在だ。法務省によると、日本の国内法には移民についての規定がなく、定義もない。そのためいわば表玄関からではなく、技術移転を目的とした「外国人技能実習生」や留学生という名目で移民を受け入れている現実の問題点を探っている。
12月22日から24日にかけて大雪に見舞われた新千歳空港では航空便の欠航が相次ぎ、一時、1万6,000人もの人々が空港に足止めされた。空港ターミナル内で寝る場所や食料が十分にない中で3日間にわたって空港ビル内で滞在を余儀なくされた人も多く、空港は大混乱になった。 この空港の大混乱で最も注目されたのが、中国人が飛行機が飛ばないことに抗議して警察が出動する大騒動になった、というニュースだ。しかしこの情報、事実の前後関係や現場の状況など詳しい情報がないままYoutubeに投稿された画像が独り歩きし、「すわ!中国人が!」とばかりに、多くの日本人の耳目を集めた何とも奇妙なニュースの拡散の仕方だった。中国でもこの話題は大きく取り上げられたが、日本での報道ぶりに対して中国側は、事実を極端に捻じ曲げて大げさに伝えていると抗議。なぜ騒動が起こったか具体的な理由が明らかにならないまま、この一件は後味の悪さしか
アメリカの次期副大統領マイク・ペンス氏を支持する男性が12月、法廷審問にかけられる。警察によると、男性はニューヨーク市の軽食レストランにいた中国系アメリカ人の女性客2人を差別的呼称で呼んだほか、女性たちを擁護した男性客に催涙スプレーを浴びせた。 ニューヨークの地元ニュースメディア「ゴッサミスト」によると、フランク・カミーノ(56)被告は、傷害目的の暴行罪、暴行未遂、第2級傷害及び侮辱罪に問われており、12月19日法廷に出頭する予定だという。 カミーノ被告は11月20日未明、軽食レストランで逮捕された。「ゴッサミスト」によると、彼は中国系アメリカ女性2人のことを「クソアマ」「ビッチ」と呼び、「東京に帰れ」と叫んだという。さらに目撃者の証言によるとカミーノ被告は、「人種差別は許さない」と女性たちを擁護した男性に催涙スプレーを浴びせたという。「ゴッサミスト」はカミーノ被告にコメントを求めたが、返
九州での半導体投資による経済効果が鮮明化している。建機レンタルのニシオホールディングス(9699)は、前9月期に九州エリアの売上高が大幅に拡大した。日銀短観では、九州・沖縄の企業の景気判断指数が9月・・・ …続き
豪シドニーのシドニーオペラハウス前に集まった犬と飼い主たち(2010年6月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/GREG WOOD 【6月3日 AFP】オーストラリアの人気スポーツ番組で、司会者がアジア人女性にジョークとして、飼い犬のうちの1匹を食べるつもりなのかと問いかけたことについて、番組のプロデューサーが3日、謝罪した。 問題が起きたのは、人気番組「ザ・フッティーショー(The Footy Show)」で、元ラグビーリーグ選手の番組ホスト、ボー・ライアン(Beau Ryan)氏が街角で人々と雑談を交わすコーナー。 ライアン氏は、ガラス越しに3匹の犬の写真を撮影していたアジア人女性に歩み寄り、「どれを夕食にするか選んでるの?」と質問した。 豪テレビ局チャンネル・ナイン(Channel Nine)はこのやりとりをツイッター(Twitter)に投稿。閲覧者から、差別だ、恥だ、侮辱的だとの批判
(CNN) 黒人男性を洗濯機に入れて洗うと、色白の中国人男性に早変わり――。中国の洗濯用洗剤メーカーが流したそんなCMがネットで出回って人種差別的だとして非難の的になり、メーカーが謝罪した。 問題のCMは中国のメーカー、チャオビが制作した。色白の中国人女性の前に、顔や服をペンキで汚した黒人男性が現れる。女性は気があるように見せかけて、近寄ってきた男性を洗濯機に放り込み、ふたを閉めて洗濯を終えると、出てきた男性は色白の中国人男性に変わっているという筋書き。 チャオビはこのCMについて謝罪したものの、海外メディアが過剰に反応したと主張。「このCMが出回って過度に騒がれた結果、アフリカ系の人々を傷つけた。私たちはここに謝罪を表明し、インターネットユーザーもマスコミも過度な分析をしないよう願う」とした。「我々は人種差別には強く反対し、非難する」とも強調している。 さらに、インターネットからはこのC
映画『最高の花婿』が、3月19日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。 2014年にフランスの興行収入第1位を記録した同作。フランス・ロワール地方で暮らしているヴェルヌイユ夫妻と、それぞれ外国人と結婚した4人の娘、さらに娘の結婚相手の家族たちが、民族の特徴や宗教、習慣などの違いに戸惑い、衝突しながらも新たな絆を見出していく姿をコメディータッチで描いた作品だ。 娘たちが外国人と結婚したことで、異文化への驚きと気遣いに疲れ果てているヴェルヌイユ夫妻を演じるのは、クリスチャン・クラヴィエとシャンタル・ロビー。夫妻の末の娘・ロール役でエロディー・フォンタン、ロールの夫となる黒人青年・シャルル役でヌーム・ディアワラが出演する。 メガホンを取ったのは、フィリップ・ドゥ・ショーブロン。同作の脚本と演出には、アフリカ系の女性と結婚した監督自身の経験や、登場人物と同じバ
めざましい経済発展を遂げた中国には、日本人の想像を絶するレベルの金持ちである「スーパーリッチ」が登場しています。しかし、その中国人スーパーリッチの多くは、自身の子どもたちを海外に留学させています。中国の富豪が子どもをこぞって海外に送り出す背景には、急すぎる経済成長とその裏にある中国社会の歪みの存在があるようです。 China’s Rich Kids Head West - The New Yorker http://www.newyorker.com/magazine/2016/02/22/chinas-rich-kids-head-west The New Yorkerで編集を務めるジャン・ファンさんは、カナダのバンクーバー近辺に留学する中国人を取材しました。ファンさんが取材した中国人はいわゆる「スーパーリッチ」と呼ばれる富裕層の子どもたちで、本国の中国に両親や親族を残して海外に留学する
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