知恩院近くの得浄明院では、早咲きのアヤメであるイチハツ(一初)の花が綺麗に咲いています。また、真っ暗闇の中を歩く「戒壇めぐり」も行える場所です。 得浄明院 得浄明院は、明治27(1894)年に信州善光寺の京都別院として建立されたお寺で、建物は大小の差こそあれ同じ造りをしているとのこと。交通網がまだ発達していなかった当時、信州までお参りするのは大変であろうとしてこの地に創建されました。本堂下には善光寺と同じ戒壇めぐりがあり、暗闇を歩く中でご本尊の阿弥陀様と繋がっているという「鍵」に触ると結縁ができ、ご利益が得られ罪がはらわれると言われています。 得浄明院 本場の善光寺では、暗闇の中でもたくさんの人がいて前の人にぶつかることもあるほどでそれほど怖くないのですが、ここは割と人が少ないので、距離は短いながらも恐ろしく感じるかもしれません。できるだけ複数人で体験されるとよいでしょう。 得浄明院 お堂