PHPでの比較を行う場合、大抵は「==」「!=」を使用すると思います。ただし、巨大なデータを処理する際のパフォーマンスが問題になる場合は、「===」「!==」を使用することをオススメします。今回は2種類の演算子でのパフォーマンスの違いを見てみます。 「===」と「==」の違いは型が同じかどうかをチェックするかどうかです。「===」では型のチェックを行うので「12 === '12'」はfalseとなります。同様に「12 !== '12'」はtrueとなります。 型のチェックを行うのだから、パフォーマンスは「===」の方が低くなると思うかもしれませんが、実際は高いのです。「==」では型の変換処理を内部で実行しようとするためで、型の変換をしないで比較を行う「===」の方が高速なのです。 まずは以下のスクリプトを見てください。 <?php $MAX = 10000000; $hoge = "abc