北米での絶滅が危惧されている鳥類「タニシトビ」は、普段捕食しているものよりも大型の巻き貝が生息範囲に侵入してから10年で、体とくちばしが大型化した。今週掲載されるその知見は、侵略的被食種に反応した捕食種の急激な変化を示す特異な実例である。 タニシトビ(Rostrhamus sociabilis)は、湾曲したくちばしと長い爪を使い、リンゴガイの身を殻の中から引き出す。この鳥の個体群は急激に縮小してきたが、2016年に発表された研究で、その個体数が増加に転じたことを明らかになった。それと並行して、その生息範囲には侵入した別種のリンゴガイ(Pomacea maculata)が広がった。これは意外なことであった。というのも、その侵略的巻き貝はタニシトビが常食とするものよりもはるかに大型で、一般にタニシトビは大きなリンゴガイの身を取り出すのが難しいためである。 今回Robert Fletcher J
オランダ・ライデン自然博物館に展示されているT・レックスの標本(2016年9月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/Marten van Dijl 【6月7日 AFP】大型肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)は鳥類のような羽毛ではなく、爬虫(はちゅう)類に見られるうろこに覆われていたとする研究結果が7日、英国王立協会(Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に発表された。 最近の研究ではT・レックスの祖先がうろこではなく羽毛で覆われていたことを示す証拠が見つかったという主張が展開され、T・レックスも同じだったのではないかとされていた。 こうした発見は、T・レックスのような大型恐竜には体を温めたり飛んだりする必要がなかったため羽毛には覆われていなかったという、それまで長年支持されてきた主張に異
ティアニュロング・コンフュシウシ(Tianyulong confuciusi)はステゴサウルスやトリケラトプスと同じ系統に属する羽毛恐竜だ。(PHOTOGRAPH BY AMNH, RODERICK MICKENS) アヒルに餌を与えたり、ハトをよけたり、クジャクに見とれたりするときに、『ジュラシック・パーク』など恐竜映画で描かれている「恐ろしいトカゲ」を思い浮かべることはないだろう。 しかし、今では多くの科学者が、現代の鳥は生ける恐竜だと考えている。彼らは、獣脚類と呼ばれる二足歩行の肉食恐竜のなかで、羽毛や適応力の高い大きな脳、そして、飛翔が可能な小さい体を手に入れたおかげで、6500万年前の大量絶滅を逃れたものたちの末裔だ。(参考記事:「鳥類は恐竜絶滅後に爆発的進化した」) ニューヨークにある米国自然史博物館の古生物学部門を率いるマーク・ノレル氏は「恐竜は今も生きているという事実を理解
エトピリカは北太平洋で繁殖する海鳥で、その名前がアイヌ語「エト(嘴)ピリカ(美しい)」に由来していることからもわかるように、美しい嘴が特徴です。 この嘴の装飾が繁殖期だけにあることは知られていても、繁殖期の終わりに外れることはあまり知られていないでしょう。画像のエトピリカは、拾得死体を標本材料としてご寄贈いただいたものですが、たまたま繁殖期のおわりの個体で、嘴の装飾(象牙色の部分)が外れるタイミングだったようです。 多くの鳥では、上嘴、下嘴それぞれが1枚の角質の鞘に覆われていますが、エトピリカ、ツノメドリなどのウミスズメ科の鳥のいくつかや、ペリカン類、ペンギン類の一部などで、角質の鞘の一部が繁殖期の間だけ大きくなり、繁殖期が終わると落ちてしまうことが鳥類学の教科書に書かれています。これは求愛のための装飾と考えられています。 繁殖期の終わりに生息地の海に行くとこういう装飾が外れて浮かんでいる
Find, view, and download 3D data representing the world's natural history, cultural heritage, and scientific collections. Data are contributed by museums, researchers, and scholars to share findings, increase impact, and improve access to material critical for scientific discovery and the advancement of human knowledge.
Skeleton (repositioned) by Aves 3D on Sketchfab The dodo (Raphus cucullatus) skeleton on exhibit at the Durban Natural Science Museum is one of two unique skeletons discovered and assembled more than a century ago by the amateur naturalist Etienne Thirioux. Thirioux's two dodos are unique, not just because they are the most complete skeletons in existence, but also because they are the only two sk
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く