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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (28)

  • 緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法 - いつか電池がきれるまで

    ちょっと弱っている。というか、なんだか煮詰まっている。 新型コロナウイルスの流行から2年半、ようやく収束も見えてきたのではないか、と思いたい状況ではある。 僕自身は、50年間インドア系として生きてきて、外に出るのはギャンブルかゲームセンターか書店に行くときだけで十分……なつもりだった。いやそもそも、これらのことさえ、今の世の中では家に居ながらにしてほとんど可能になっている。昔は「やっぱり馬券が手元にないと盛り上がらない」と思って場外馬券売り場になんとか時間をつくって通っていたものだが、最近はネット投票全盛となり、発売締切直前でオッズが大きく変動するので、僕のような薄利命党でなるべく当てて気分良く過ごしたい人間にとっては、発走直前のオッズまで確認して買わないと「当たったけどマイナス」みたいなことが頻繁に起こるのだ。ネットはどこからでも、リアルタイムで参加できるという大きなメリットがある一方

    緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法 - いつか電池がきれるまで
    fnoithunder
    fnoithunder 2022/09/28
    モーターサイクルをおすすめするよ。カネかかるけど
  • 山里亮太さんは、罪を犯したのだろうか? - いつか電池がきれるまで

    www.sponichi.co.jp www.sponichi.co.jp 山里さんは、「毒舌」や「当意即妙な返し」で評価されてきた芸人なのですが、自伝『天才はあきらめた』でも、けっこう赤裸々に、自らの妬み嫉みや相方へのパワハラ、そして、飽くなき努力を語っています。 fujipon.hatenadiary.com 山里さんは、吉総合芸能学院(NSC)で最初にコンビを組んだ相方のことを、こう振り返っています。 僕はクズです。当にどうしようもない男です。先に言います、ごめんなさいM君。 これから話すのは思い出話として話すというよりも、捕まった犯人が自供するような感じになると思います……。 コンビを組んでくれたM君に対してとった僕の行動はまさに暴君だった。コンビというのは対等でなきゃいけないはずなのに、ネタを作っているというだけで相当上から目線になってしまった。僕は、それはそれは無理難題、理

    山里亮太さんは、罪を犯したのだろうか? - いつか電池がきれるまで
  • 糸井重里さんは、なぜ、「責めるな。じぶんのことをしろ。」と呟いたのか? - いつか電池がきれるまで

    わかったことがある。 新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。 ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/uLIz0k9cSd— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 糸井重里さんのこれらのtweetに対して、けっこう痛烈な批判(自分たちはこんなに苦しいのに、唯々諾々と政府の言うことを聞いていろ、というのか!というような)が集まっていたのです。 もちろん、糸井さんを擁護というか、賛同する声も少なからずあったわけですが。 togetter.com 僕は正直、「そんなに炎上するような発言なのだろうか、文脈的にも、『政府に逆らうな』なんて言っているわけでもないのに」と思っていたのです。 で

    糸井重里さんは、なぜ、「責めるな。じぶんのことをしろ。」と呟いたのか? - いつか電池がきれるまで
    fnoithunder
    fnoithunder 2020/04/21
    今の世の中、すっかり「言葉」が軽くなってしまったのは、実態以上に「命」が重く扱われるようになったからなのかな、などと逆のことを考えました。糸井さんの言葉にも重みがないし
  • らららゲームの子 - いつか電池がきれるまで

    今回は、徹頭徹尾、与太話です。まあ、いつものことだけど。 ちょっとした仕事の会合があって、東京にやってきたのだけれど、到着日の夜に、予定が無かったのです。 まあ、コンビニで酎ハイでも買って飲んで寝るか……とも思ったのだけれども、やっぱり、ここまで来て何もしないのももったいない。 いつもは予定があると、夕方から検査ひとつ、というだけでもなんとなくずっと気になっているにもかかわらず、遊びに行くと、スケジュールの空白がたまらなく気になって、何かやろうとしてかえって大事な予定に遅刻する、というのは、僕の人生あるあるなのです。 何もしないか、やるなら分刻みのスケジュール、みたいなのはどう考えてもロクなものではないのだけれども。 ひとりで飲むというのは、好きでもないし、あんまり楽しくもないんだよね。とはいえ、知り合いと予定を合わせて飲むというのも、なんとなく気が重いし時間もない。そういうのが、年々重く

    らららゲームの子 - いつか電池がきれるまで
    fnoithunder
    fnoithunder 2018/09/18
    僕もいつもマジカルサウンドシャワーだったなあ……神奈川県にあったとは知らなかった。(あとで行く)
  • さりげなく成立しようとしている「水道法改正案」と「水男爵」の話 - いつか電池がきれるまで

    www3.nhk.or.jp 国鉄がJRになるときに分社化された際、黒字になるであろうJR東日JR東海、JR西日州3社に対して、JR九州、JR四国、JR北海道の3つの会社は、経営が厳しくなることが予想されていました。 補助金などで対応をする予定ではあったのですが、バブル経済の崩壊や飛行機や高速道路網の整備による「鉄道離れ」などで、JR北海道は、予想以上にきつい状況にあるようです。 人口がどんどん減っていくことも考えると、州の3社はともかく、JR九州、四国、北海道は鉄道事業だけでの黒字化はさらに難しくなっていくでしょう。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 赤字でコスト削減が必要なため、新しい車両の導入も難しく、乗客へのサービス改善のために、客車の居心地の良さを追求したメンテナンスが最優先となってしまうため、安全面が後回

    さりげなく成立しようとしている「水道法改正案」と「水男爵」の話 - いつか電池がきれるまで
  • 「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もネットでの「いじめ」「いじり」にまったく無縁ではないし、お前は偽善者だと言われれば、そうですね、としか言いようがない。 僕自身は、とりあえず、自分の身に降りかかった火の粉は払おうとしてきたし、できれば、あまりうまく生きられない人に、ネットを通じて1ミリでも役に立てれば、と思っていた。そしてその一方で、自分が楽しいと思うことを発信して、誰かに「俺もそれ好き!」って言ってほしかった。 hagexさんの事件について、『はてな』の責任を問う声もあがっていて、『はてな』への認証のしかたを変えた方が良いのではないか、というのも読みました。 僕がいま考えているのは、『はてなブックマーク』という機能をもう止めても良いのではないか、ということなのです。 僕自身も利用しているサービスだし、ブックマーク機能の恩恵も長年受けてきています。 はてなブックマークは、バッシングの

    「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで
    fnoithunder
    fnoithunder 2018/06/28
    システムそれ自体に罪は無いとはいえ、「ユーザーのクソ率・使い方・攻撃力」などを考えると、確かにこのまま放置でいい仕組みとも思えないな
  • 新書界の伝統のブランド、岩波新書の「最近読んで面白かった10冊」を選んでみました。 - いつか電池がきれるまで

    news.yahoo.co.jp 岩波新書、創刊80周年だそうです。 僕が子どもの頃から、新書のなかでも「ブランド」であり、アカデミックな雰囲気を漂わせていた「岩波」。 昔はお堅いイメージがあって敬遠しがちだったのですが、人気作家や芸能人のインタビューや対談をチャチャっと書籍化してしまったり、一昔前の文庫をそのまま形だけ新書にしてタイトルだけ変えたり、というような「手抜き新書」が目立つなかで、「ちゃんとしつづけている」のは、当にすごいと思います。 も基的に著者人が書き下ろす。最近の新書では、著者が忙しい、書くことのプロではないからなどの理由でライターを起用して聞き書き形式でまとめることも多いが、岩波新書はそういうことはしない。 ただ、これは立派なことである一方で、専門家が「自分の言葉」で書くことによって、ものすごく読みにくいになってしまう事例もあるんですけどね。 正直、「岩波新書

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    fnoithunder 2018/06/22
    [後で読もう]と思うんだけれども、既に何冊も積んであるんだよなあ……
  • 「やりたいことを仕事にすれば我慢しなくていい」って言う人たちについて - いつか電池がきれるまで

    bunshun.jp 半世紀くらい生きてきてわかったのは、お金をもらえる「仕事」には、2種類しかない、ということです。 ひとつは、みんなができないこと。 もうひとつは、みんながやりたくないこと。 ものすごく大雑把に考えると、この2つしかないのです(みんなができなくて、しかもやりたくない、という合わせ技もあるのですけど)。 僕も野球部で1年生は球拾いのみとか、寿司屋で何年も皿洗いとかいうのは、不合理だし、旧いシステムだなあ、と思うのです。球拾いをしたって野球が上手くなるわけでもないし、皿を洗っても、美味しい寿司が握れるとは思えない。 ただ、野球部とかでも、当にすごい選手は1年生でも、全盛期のPL学園で夏の甲子園に出場していたので、おそらく「例外」みたいなものはあるのでしょう。寿司屋はどうかわからないけれど。 fujipon.hatenadiary.com 「下積み」って、ほんと効率が悪いで

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  • 「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで

    私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。を「くれるなら読みます!」イベントを「タダなら行きます!」とか言われるの腹立つ。それはファンじゃない。— はあちゅう (@ha_chu) February 4, 2018 www.goodbyebluethursday.com 大事なことなので、いちばん最初に書いておく。 僕は、はあちゅうさんのことが嫌いだ、大嫌いだ。 なぜ嫌いなのか、と問われれば、理由をいくつも挙げることは可能なのだが、たぶんそれは「生理的に嫌い」が最初にあって、そのあと、「嫌いな理由」を後付けしているだけなのだと思う。 人というのは、好きな相手であればその言動を好意的に解釈するし、嫌いな相手であれば、悪く受け取ってしまう生き物だ。 そういう前提

    「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで
    fnoithunder
    fnoithunder 2018/02/06
    みんなだいすきはあちゅう師
  • 2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 皆様にとって、2018年が良い年になりますよう願っております。 さて、このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com さて、2018年。 Google様の機嫌を損ねてしまったのか、『はてなブログ』のなんらかの仕様の問題なのか、僕自身の「飽き」が伝わってしまっているのか、昨年くらいから、とくに昨年の秋から、僕が書いているブログを読みにきてくれる人が、最盛期(2〜3年前くらい)から、半分くらいに減っています。 僕はかれこれ、15年くらいこうしてブログをやっているわけですが、最初は1日6アクセスとか、自分ひとりしか見ていない、という状況でした。 それを考えると、今で

    2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代 - いつか電池がきれるまで
  • 「ストーリー派か文体派かのリトマス試験紙」として、ヘミングウェイの『老人と海』を読んでみることをお薦めします。 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com srpglove.hatenablog.com 小説好きには、ふたつのタイプがある、と以前誰かから聞きました。 ひとつめは、その小説に「何が書かれているか」を重視するタイプ(ストーリー派、と便宜的に呼ぶことにします)。 そして、ふたつめは、「どう書かれているか」を大切にするタイプ(こちらは、文体派、ということで)。 「作品で作者が言いたいことはなんでしょう?」問題が僕の時代の現代国語では出されていたものです。 僕自身は、長年、「ストーリー派に属していて、多少読み飛ばしても、「何が書かれているか」をさっさと読み取って、次のを読みたい、という、せっかちなスタンスです。 とはいえ、それならプロットや箇条書きで良いのか、と言われると、それじゃあ、やっぱり味気ない。 『愛国論』という対談のなかで、百田尚樹さんと田原総一郎さんの、こんなやりとりがあるのです。 田原:これは

    「ストーリー派か文体派かのリトマス試験紙」として、ヘミングウェイの『老人と海』を読んでみることをお薦めします。 - いつか電池がきれるまで
  • 誰からも必要とされず、イデオロギーに殉ずることすらできなくなった僕たちへ。 - いつか電池がきれるまで

    www.huffingtonpost.jp これを読んで、考えたこと。 人間というのは、めぐり合わせとか縁とか運みたいなものに、大きく左右されて生きている。 昔聞いた話で記憶に残っているのは、エネルギー産業で石炭全盛だった時代には、東大を首席で卒業したような人たちが、みんな石炭業界に就職していたのだが、その後の産業構造の変化によって、彼らの多くは職を失ったり閉山のときに矢面に立たされたりして、厳しい職業人生を送った、というものだった。 テレビが新しいメディアとして生まれたときも、まだ普及率が低かったこともあり、映画やラジオよりも低くみられており、変り者やはぐれ者が行くところだったという。 b.hatena.ne.jp 塩見さんの人生とこの雨宮さんのエントリに対して、さまざまなコメントがされているのだけれど、僕はものすごくシンプルに「面白くてせつない人生だな」と思った。 塩見さんはテロリスト

    誰からも必要とされず、イデオロギーに殉ずることすらできなくなった僕たちへ。 - いつか電池がきれるまで
  • 誰にも投票する気がしない」と「自分が出馬する」の距離が、あまりにも遠すぎる - いつか電池がきれるまで

    今度の日曜日は衆議院選挙の投票日。 選挙権は国民の大事な権利であり、「民意」を反映させるための唯一無二の武器だということは頭ではわかっている、つもりだ。 でも、今回も、どこに、誰に投票しようかと迷っている。 絶対に投票したくない人は、けっこういるんだけどねえ。 毎回、迷った末に、その場の勢いというか、いままで権力を握ってきた人たちに思い知らせてやろう、みたいな感じで投票して、何年後かに後悔する、の繰り返しなので、もう投票しないほうが良いのではないか、とさえ思う。 安倍さんはあまりにも長く総理の座に居すぎたし、小池さんの希望の党や維新の会には権力欲しか感じない。共産主義者でもないし、社民党って、まだありますよね…… 公明党には、まあ、僕は入れる義理がない人間なので…… 枝野さんの立憲民主党には、少しだけ期待している。とはいっても、「総自民党化」している日政治の歯止めとして、なのだが。 格

    誰にも投票する気がしない」と「自分が出馬する」の距離が、あまりにも遠すぎる - いつか電池がきれるまで
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    fnoithunder 2017/10/19
    「誰にも投票する気がしない」→「ならお前が立候補しろよ」っていうのヨッピーさんとこでも見かけたけど、「論点すり替え」型詭弁の典型だよねえ
  • 今、まさに食べようとしているウドンの汁に、小さな虫が決死のダイブを敢行してきたとき、人はどう振る舞うべきなのか - いつか電池がきれるまで

    なんかもう、タイトルだけで「出オチ」って感じの話なんですが。 先日(というか3日前)、うどん屋で肉うどんを注文し、運ばれてきたんですよ。 そこで、箸を割り、いざ、べ始めようとしたのですが、さっきまでその辺りをプンプン飛んでいた数ミリくらいの小さな虫が、いなくなったことの気づきました。 よそに飛んでいったん……だよね…… と自分に言い聞かせつつ、うどんを確認すると、なんと、汁の中に、小さな虫がダイブしていたのです。 汁がかなり熱かったためか、虫はすでに息絶えており、僕はそれを割り箸でつまみあげ、しばし考えました。 僕は、このうどんをどうするべきなのか? 思い出したのは、大学時代(って、もう25年くらい前になりますね)、豪傑として知られた先輩が、学校の近くの弁当屋で買った弁当のご飯の中に、小さなゴキブリを発見したときの話でした。 先輩は、そのゴキブリと周りのご飯をよけて、あとは通常どおり、そ

    今、まさに食べようとしているウドンの汁に、小さな虫が決死のダイブを敢行してきたとき、人はどう振る舞うべきなのか - いつか電池がきれるまで
  • 山尾志桜里議員の件と「自分が幸せになるのが一番」という世界で生きるということ - いつか電池がきれるまで

    togetter.com 最初にこの件に対する僕の考えを書いておきます。 人間というのはそんなに完璧なものじゃないから、不倫をすることだってあるのはわかるのです。 それは僕にとっては大変不快なことなので、ものわかりの良いふりをするつもりはないけれど、少なくともこの人の場合には、他者(宮崎健介議員)の不倫に対して、議員不適格、だと公言していたのだから、自分が同じことをしたら、同じことを言われるのは当然だし、離党だけじゃなくて、議員もやめるべきでしょう。 ただし、議員を辞めてしまえば、あとは当事者や家族、直接の関係者以外が口をさしはさむような問題ではない。 ちなみに、佐々木俊尚さんの「党派性」については、以前、佐々木さんの著書の中にこんな文章があったので、佐々木さんが民進党の議員だった山尾さんを「政治家として擁護」されていたことに「民進党びいきだから」というのは無いと思われます。 fujipo

    山尾志桜里議員の件と「自分が幸せになるのが一番」という世界で生きるということ - いつか電池がきれるまで
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    fnoithunder 2017/09/11
    よくぞ公開してくれました
  • 牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 - いつか電池がきれるまで

    ネットにちょっと、疲れている。 というか、疲れるようなところに、自分で近づいているのも間違いないのだが。 地雷原と看板に書いてあるのに自分から踏み込んでいって、「なんでこんなところに地雷が埋まってるんだ!」と怒っているヤツは馬鹿だよね。 牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 このCMをみても牛乳石鹸への購買意欲はそそられないだろうけど、ああいう定番ブランドって、こういう形でも、名前をときどき思い出してもらうだけで十分なのかな、という気もする。 僕はあのお父さんのダメなところを頭では理解できるつもりだけれど、これまでの人生で、ああいうことをやっていなかったか、と問われると、全く自信がない、というか、思い当たる節がたくさんある。 仕事が終わったあと、部下をフォローするための飲み会の席で、家族からの電話を取らないお父さんが批判されているけれど、あれをみていて、「あ

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    fnoithunder 2017/08/17
    牛乳石鹸で洗い流そう
  • 何者かに憑依して、「お前は想像力がない」と誰かを責めるのは、ネットで他者を知る可能性を狭めるだけだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    aniram-czech.hatenablog.com このエントリを読んで、良い記事だな、と思った。 僕は20年くらいインターネットに接してきて、いろんな人がいなくなっていくのをみてきた。 そして、いつかは自分もその「去る側」になるんじゃないか、と思っている。 いかんともしようのないことではあるが、怖くないといえば噓になる。 その「いつか」が、なるべく先であることを願っている。 不思議なものだ、若くて、健康だったときには、死ぬことをよく考えていたのだけれど、こうして中年オヤジになってみると、あんまり死のうとは思わなくなった。 幸せだから、というよりは、子どもへの責任とか、どうせそんなに生きられないのだから、とか、凱旋門賞でのサトノダイヤモンドやカープの連覇くらいは見届けたい、とか、そういう目先の目標みたいなものの積み重ねだ。 冒頭のエントリに寄せられたブックマークコメントをみて、僕はなん

    何者かに憑依して、「お前は想像力がない」と誰かを責めるのは、ネットで他者を知る可能性を狭めるだけだと思う。 - いつか電池がきれるまで
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    fnoithunder 2017/08/13
    チェコの人は優等生的だと思っていたので、あのエントリは意外だった。よほどの認知的不協和があったのか、くだんのブログ主を「想像力がない」「私に及んでいない」と言っちゃってる(に等しい)のが非常にマズイ
  • その「認知の違い」は、埋められない。 - いつか電池がきれるまで

    僕はけっこういろんなブログを読んでいるのですが、映画の感想を書いている人が、「自分の記事にアクセスが集まるのもわかる。よく書けているもの」というようなことをつぶやいておられて、驚きました。 その記事かどうかはわからないけれど、僕はその人の映画の感想を読んで、「これって、WikipediaYahoo映画の内容を切り貼りし、あらすじのネタバレで文字数を稼ぎ、『おすすめです。好きな人が見たら面白いと思いますよ!』って書いてあるだけじゃないか」と思ったのです。 「こんなの誰が読むんだよ、自分の言葉での感想らしきものがほとんどなくて、ただただ冗長で、有名サイトの内容をコピペし、ネタバレしているだけの『感想』なんて、その映画を観にはいかないけれど、観たふりをしたい人にしか役立たない、検索されやすさしか考えていないクソ記事じゃないか」というのが、僕の認識なんですよ。 僕だってあらすじとかも書きます

    その「認知の違い」は、埋められない。 - いつか電池がきれるまで
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    fnoithunder 2017/08/06
    パラメータ値を競うゲーム感覚なんでしょう
  • 「ネットでお金儲けをするのが悪い」のではなくて、「ネットで(他人を騙したり不幸にしたりして)お金儲けをするのが悪い」だけなのに。 - いつか電池がきれるまで

    obgyne.hatenablog.com 僕はあまり積極的に「医療」について発信していない(できる自信もない)こともあって、冒頭のブログを書いている方の誠実さには頭が下がります。 目の前のひとりの患者さんでさえ「相性」があるのに、不特定多数の人に対して、医療情報を発信するというのは、とても怖いことなんですよね。 昔、病理学の研究室にいるときに、「病理は患者さんや家族と直接対面することがほとんどないから気楽だ、と思われがちだけれど、逆に、何かちょっとした間違いがあったとき、『あの人にはいろいろ良くしてもらったから』と大目にみてもらえることもない。だから、けっしてラクなことばかりじゃないよ」と言われたことがあります。 世の中に、メリットばかり、デメリットばかり、ということは、とくに「仕事」に関しては、ありえないということなのでしょう。 学会では「異端」であるとか「データ不足」として疑問視され

    「ネットでお金儲けをするのが悪い」のではなくて、「ネットで(他人を騙したり不幸にしたりして)お金儲けをするのが悪い」だけなのに。 - いつか電池がきれるまで
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    fnoithunder 2017/07/12
    demonizeのお話
  • ネットが生んだのは、フラットな社会ではなく、これまでの「党派」の焼き直しでしかなかった。 - いつか電池がきれるまで

    d.hatena.ne.jp このエントリについて、思ったことをつらつらと。 清水さん上から目線で感じ悪い、というコメントがたくさんあって、僕も正直、ヨッピーさんはいくらもらってもPCデポの提灯記事とかは書かないだろう、とは思うんですよ。 いまの広告というのは、「商品をあからさまに宣伝する」というものではなくて、企業やブランドのイメージ、あるいは好感度を上げる、というようなもののほうが目立ってきていますし。 少なくとも、ヨッピーさんの記事の多くは、クライアントへの「親しみ」をアップさせるのに貢献していると感じます。 いまのネット界隈をみていると、イケメンや美人が思い入れもないのにやっている「ビジネスアニメ好き」「ビジネス鉄道好き」みたいなのって、すぐに底が見えてしまうんですよね。 みんなの「人を見る目」は、けっこう正しい。 でも、このエントリには、清水さん感じ悪い、で読み飛ばしてしまっては

    fnoithunder
    fnoithunder 2017/06/10
    ウチの鉄道やアニメの記事の人気ないのは、つまり俺がイケメンだから (違