当初の期待ほど販売台数が伸びていない現行の電気自動車(EV)。しかし、2017~2019年ごろにその状況が大きく変わる可能性が出てきた。充電1回当たりの航続距離で300~400kmを実現する、手ごろな価格のEVが続々と登場しそうだからだ。実現のカギとなるのが、EV用の「第2世代リチウムイオン電池(LIB)」である。EVの進化を支えるLIBの開発動向を追った。「充電1回当たりの航続距離は200
タミヤでは1/24スポーツカーシリーズの新製品として、トヨタ初の量産乗用車「トヨダAA型」を6月27日に発売する。それに先立って6月9日、東京のプラモデルファクトリー新橋店でメディアミーティングを開催した。 ミーティングで紹介されたのは、AA型をはじめとしたカーモデル全般における製品開発の手法や変遷など。かつてと現在の開発プロセスの違いや、逆に変わらないことなど興味深い内容だった。 もっとも大きなトピックは、デジタルツールの導入による「道具の変化」だ。商品開発のために実車を徹底的に計測、撮影をすることは昔から変わらないが、近年では3Dスキャナーを使うことも増えてきているという。 3Dスキャナーでは折り畳まれたオープンカーの幌や人物の服など、柔らかい素材のしわやたるみといった部分までも正確にデータ化できるのだとか。 取材後は図面を製作する段階へ進むが、かつての手描き図面はCADに置き換えられ
タカラトミーは6月12日、同社のミニカー「トミカ」が6月末までに累計出荷台数6億台を突破する見込みだと発表した。トミカは、1970年の発売から45年がたつベストセラー商品で、「2秒に1台売れている計算になる」という。また、6億台のトミカをつなぎ合わせると約4万6000キロメートルとなり、地球1周(約4万キロメートル)を超える長さになるとしている。 これを記念し、同社は6月20日から抽選で1万人に非売品の「ランボルギーニ ヴェネーノ ロードスター」をプレゼントする「トミカ6億台突破記念! ありがとうキャンペーン」を実施する。実施期間は9月30日まで。トミカ製品(ナンバー1~140)のパッケージに付く「トミカマーク」5枚で1回応募できる。 「ランボルギーニ ヴェネーノ ロードスター」を1万人にプレゼント©TOMY,The trademarks, copyrights and design ri
(CNN) ジェットエンジンとロケットブースターを持ち、アルミニウムの車輪で走る自動車「ブラッドハウンド・スーパーソニックカー(SSC)」。現在製造が進められているブラッドハウンドSSCは、地上走行の最高記録である時速1000マイル(約1609キロ)に到達することを目指している。 ブラッドハウンドSSCの車体はチタニウムとカーボンファイバーで出来ており、銃弾よりも速く走るよう設計されている。 英国を拠点にしているブラッドハウンド・プロジェクトは2016年に全長8.9メートルのブラッドハウンドSSCを南アフリカのハクスキーン・パンへと輸送し、そこで新記録樹立に挑戦する。 英王立空軍(RAF)の元中佐でジェット戦闘機のパイロットだったアンディー・グリーン氏によれば、これほどの高速でもバラバラにならない自動車を設計できたことがすでにエンジニアの技術の勝利だという。 グリーン氏はプロジェクトの拠点
11月28日に死去した菅原文太さん(享年81)をしのび、全国の長距離トラック運転手が駆けつける追悼セレモニーが大みそかに行われることが2日、分かった。主演映画「トラック野郎」シリーズに撮影協力した装飾トラック(デコトラ)団体が主催する。会場となる群馬県内の河川敷に、撮影で菅原さんが乗ったトラック「一番星号」も運ばれる。関係者は、1万人以上が集まると予想している。 セレモニーを主催するのは、デコトラ運転手の親睦団体「全国哥麿(うたまろ)会」(全国35支部、会員数約5000人)だ。毎年大みそかに群馬県太田市にある新上武大橋の利根川河川敷でカウントダウンイベントを開催してきたが、今年は菅原さんの追悼セレモニーが行われることが決まった。田島順市会長(66)は「感謝の気持ちです」と話す。 カウントダウンは毎年300台以上のトラックが集結し、運転手の家族やデコトラファンも含め5000人以上が集まる。い
GSユアサは2014年11月、次世代リチウムイオン蓄電池セルを試作、エネルギー密度を従来比3倍に高めることに成功したと発表した。高性能ながら、電池に向かない性質を持つ「硫黄」を手なずけることで実現した。 GSユアサは2014年11月17日、次世代リチウムイオン蓄電池セルを試作、従来比3倍のエネルギー密度*1)を持たせることに成功したと発表した(図1)。 同社は電気自動車用リチウムイオン蓄電池セルやモジュールを製造している。今後、新開発品が用いる負極材料の耐久性能を改善し、2020年には自動車産業向けに蓄電池セルのサンプル出荷を開始したいという*2)。 図1に示したセルの寸法は非公開。電極の面積は12cm2だという。 *1) エネルギー密度にはさまざまな定義がある。ここでは電池セル全体の重量から求めた密度ではなく、封止材やセパレーター、電解液などを除いた、電極の重量だけから求めたエネルギー密
ラリードライバーの篠塚建次郎さん(65)が太陽光で走るソーラーカーの最高速ギネス世界記録を更新し、このほど公認された。 記録への挑戦は8月20日と22日、沖縄県宮古島市にある下地島空港で行われた。全長6メートル、重量140キロのソーラーカーは滑走路をコースに500メートルの区間を往復し、光電管を使って1千分の1秒まで計測。平均時速を求めた。従来の記録はオーストラリアのチームが出した88・738キロだった。 20日に時速91・332キロをマークし、ギネス公式認定員が立ち会った22日は88・891キロを記録した。22日の記録は認定員がいたため、即日世界記録と公認されたが、20日の記録は改めて証拠とともに申請。このほど公認するという知らせが届いた。 パリ・ダカールラリーで総合優勝したこともある篠塚さんは2012年にも南アフリカで最高速に挑んだが、この時は失敗。2度目の挑戦で記録更新に成功した。昨
「機動戦士Ζガンダム」のハマーン・カーン役や「風の谷のナウシカ」のクシャナ役などで知られる声優、榊原良子さんが音声を担当するナビが誕生した。エディアのスマホ向けナビアプリ「MAPLUS for スマートフォン」の有料オプション機能として、25日から提供が始まっている。 榊原さんは今回、高圧的な女上官を思わせる物言いでドライバーを厳しく道案内。「よく聞け。あと100m先、左方向だ。一気に畳み掛けろ!」「軍人に日曜日など不要だ。お前はひたすら走り続けるがいい!」と言った具合に、遊び心のある音声案内が楽しめる。 同アプリでは「声優ナビ」機能として、大塚明夫さんや宮村優子さんなど、さまざまな声優による音声案内を提供している。 関連記事 「妹のような声」で会話できる“萌えCOCOROBO”シャープが開発 掃除能力をほめると喜ぶ 「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」とのニーズに応えたとい
車の中で音楽を聴く、それにはカーステやラジオ、最近ではiPodやスマホをFMトランスミッターでつなぐといった方法がある。がしかし、カーステは音源を持ちこむのが面倒だし、かといってラジオは好きな曲がかからない、それでもってFMトランスミッターは音質が…といった八方ふさがり。 車内スピーカーを代える程の音質は求めていないけど、やっぱりクリアな音質で好きな曲を聞きたいもんだ。それもスマートに。男たるもの、色々なシーンを音楽で演出したい時ってあるでしょう。ムーディーな時とか。あとムーディーな時とかも。あと…。 思い返せば、音楽があるドライブの歴史も変貌を遂げたな。みなさんは「8トラックカートリッジテープ」というものをご存じだろうか。ご存じの方は40代以上か相当なオーディオマニアだと思う。1970年代くらいまで主流だった「8トラ」は、分厚い文庫本くらいの大きさで磁気テープ上に録音された曲を車内の8ト
アニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツデザインなどで知られる、メカニックデザイナーの大河原邦男さん。11月23日から12月1日まで開催される「東京モーターショー 2013」のHiriko.JPブースでは、大河原さんがデザインした超小型EVカー「Hiriko」のコンセプトカーが展示されている。 こいつはかなりかっこいいぞ! Hirikoはマサチューセッツ工科大学が開発し、スペインのバスク地方で製造されている都市型2人乗り電気自動車。駐車場などで車体を折りたたんで駐車できる特徴を持ち、スペインでは2013年から1万2000ユーロ(約160万円)で市販されている。 Acuerdo entre Deutsche Bahn (DB) e Hiriko from HIRIKO Driving Mobility on Vimeo. スペイン発の超小型EVカー「Hiriko」 日本では現在、国内企業のフ
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