マツダが、水素ロータリーエンジンをレンジエクステンダー(航続距離延長装置)として搭載する電気自動車(EV)を開発中だ。ロータリーエンジン搭載車「RX-8」の生産は終了するが、新たな用途に向けてロータリーエンジンの開発は継続される。 マツダは、水素ロータリーエンジンをレンジエクステンダー(航続距離延長装置)として搭載する電気自動車(EV)を開発していることを明らかにした。2013年に官公庁や企業向けにリース販売する予定である。 同社は、ロータリーエンジンを搭載するスポーツカー「RX-8」の生産を2012年6月で終了する。これによりロータリーエンジン搭載車が同社のラインアップから消えるため、ロータリーエンジンの開発も終息の方向に向かうと見られていた。しかし、EVのレンジエクステンダーとして活用するために、ロータリーエンジンの新規開発を水面下で進めていたようだ。 マツダは1990年代から、二酸化
米国のドラマ「ナイトライダー」の超ハイテクカー「ナイト2000」が、電気自動車になった。バリューコネクトが5月10日に発売した。 「ナイト2000EV」は、General Motorsの「ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム」をナイト2000仕様に改良したものを、さらにEV(電気自動車)として改良した。 400ボルトのACモーターを搭載で、最高出力は215キロワット(260馬力)/5000~6000rpm、最大トルクは約488ニュートンメートル/0~7200rpm。最高速度は時速201キロ、フル充電は240ボルトで約3.5時間かかる。完全受注生産で価格は1280万円。 関連キーワード 電気自動車 | ナイトライダー advertisement 関連記事 ナイトライダーの「ナイト2000」レプリカ、3台限定で販売 ある世代には感涙ものの「ナイト2000」レプリカ車両が限定販売される。
ホンダは水素燃料電池車を普及させるために、水素の製造から一貫して取り組んでいる。小型化が可能な製造システムを埼玉県庁に設置、家庭に6日分の電力を供給可能な燃料電池車「FCXクラリティ」と組み合わせた実証実験を開始した。 燃料電池車(FCV)が広く普及したとき、何が課題になるのだろうか。まずは燃料となる水素だろう。水素は天然資源ではないため、別の物質から作り出す必要がある。現在量産されている水素は、液化天然ガス(LNG)の改質や、ガラス工場の副生物、製鉄副生物などによって得ている。 これとは異なる方式も考えられる。ホンダは太陽電池で電力を得、「水」を電気分解して水素を作るという手法を追求している。目的は、製造時から貯蔵、供給まで全てのプロセスで二酸化炭素(CO2)を排出しないことだ。太陽電池で効率良く水素を作り出すことが水素燃料電池車の普及につながるということだ。 2012年3月27日には、
国土交通省は26日、自動車のナンバープレートを現在の形状から、欧州連合(EU)諸国など外国で導入されているスリムな横長の形状に変更することを検討していることを明らかにした。同省の有識者会議「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」が同日発表した中間とりまとめに盛り込んだもので、同懇談会は一般から広く意見を集めて今夏にも最終報告をまとめる。 横長スタイルへの形状変更は、「富士山」など地域の要望で導入された「ご当地ナンバー制」を拡充する際、漢字やかななど、プレート上の表示事項が現状より増えても、認識しやすいようにするため導入を検討する。「海外のように横長の方がスタイリッシュ」との声が自動車業界やユーザーなどにあることも考慮した。 具体例として国交省は、現在の地域名をアルファベットに置き換え(例・品川→TK)、その上で「ご当地」を別途表記(例・江戸)。さらに「希望ナンバー制」の番号枯渇に対応しや
印刷 【動画】乗り物「Permoveh(パーモビー)」デモ走行で真横に走る、「Permoveh」=22日、京都市左京区、高橋一徳撮影横や斜めに動く仕組み 向きを変えずに真横や斜め方向にも動ける1人用の乗り物「Permoveh(パーモビー)」を22日、京都大の小森雅晴准教授(機械工学)らが発表した。狭い場所でも自在に動ける電動車いすにつなげたいという。 直径49センチの車輪の外周部に、車輪と直角方向に回るローラーが32個ついている。前後に動くときは車輪だけを回し、真横に動くときは外周ローラーだけを回す。一緒に回せば、回転速度のバランスで斜めに動くしくみだ。 ゲームのコントローラーのようなスティックを傾けるだけで自由に動かせる。最高時速は6キロ。 開発に約300万円かかった。小型軽量化を進めて費用を高機能車いす並みの100万円ほどに抑え、3〜5年後の実用化をめざす。(鍛治信太郎) 関連
印刷 関連トピックス燃料電池新開発の触媒による水素利用の姿 クリーンなエネルギー源として注目されているが、爆発性などで扱いにくい水素の貯蔵・運搬を容易にする技術を、産業技術総合研究所など日米の共同研究チームが開発した。新しい触媒で水素を液体の「燃料」にし、石油と同じように扱えるようにする。 18日付専門誌ネイチャー・ケミストリー(電子版)に発表された論文によると、チームは金属の一つ、イリジウムを含む触媒を開発。この触媒を使うと、水素と二酸化炭素から「ギ酸」と呼ばれる物質を、常温に近い条件で比較的簡単に作れることを確かめた。 ギ酸は蟻(あり)や蜂などに含まれる液体。気体の水素にある爆発性などがなく、タンクでの貯蔵や、タンクローリーやパイプラインといった既存のインフラでの運搬は容易だ。目的地まで運んだあと、同じ触媒を条件を変えて使うと逆に水素を取り出せ、燃料電池やエコカーなどで利用できる
■徳島-高知で実証運行 地域交通の新たな手段として「次世代型路面電車(LRT)」が全国的に注目され、大阪でも府市統合本部による導入構想が取り沙汰されているが、徳島、高知では線路と道路を走る新型車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」が実用化に向けて動き出している。利用が低迷する四国南東部の公共交通の活性化策として両県などが導入を目指し、2月には試乗モニターを乗せての実証運行も行った。実用化されれば世界初となるDMV。実証運行に同乗し、DMVの課題や将来性を検証してみた。(徳島支局 谷田智恒) 夢の乗り物「線路寸断の被災地こそ導入」 DMVはJR北海道が平成16年に開発した新型車両。道路はバス走行、線路は鉄製車輪と後輪タイヤで走る。車体前部は「ノーズ」(車両の先端部)が突き出た形で、ノーズ内部に鉄道用車輪が格納されている。 海外では80年前から英国やドイツなどで開発が試みられてきたが、技
自動車運転中に東日本大震災の大津波に襲われ、命からがら脱出した石巻専修大学(宮城県石巻市)理工学部自動車工学センター長の山本憲一教授(62)が、「命を守る車」の研究開発に着手した。「体験を災害に強い自動車の開発に生かしたい」と意欲を見せている。 山本さんは東北大学大学院を修了し、77年にトヨタ自動車に入った。エンジン技術部で長く部品設計などを担当し、退職後の06年、同大に新設された自動車工学コース教授に就任した。 震災当日、仙台市から石巻市に自動車で向かう途中、同県多賀城市内の一般道で津波に巻き込まれた。水位が急に上がり、道路脇の駐車場に入った直後、渋滞の車列が船のように浮かんで目の前を次々流れていった。ハンドルを握ったまま放心したような表情のドライバーや子どもを抱えた主婦がいた。 「私の車も流れ出し、運転席側を上にして止まった。水が顔まで来たので窓ガラスを壊して脱出。ほかの水没車両の屋根
被災した自動車が山積みになった仮置き場の前で、「津波に強い自動車」づくりについて語る山本さん=宮城県石巻市で 東日本大震災で車ごと津波に流された経験を持つ、元トヨタ技術者で石巻専修大学(宮城県石巻市)理工学部教授山本憲一さん(62)=愛知県岡崎市=が「津波に強い自動車」づくりに取り組んでいる。自動車の水中浮力に着目した珍しい研究で、自らのキャリアと被災体験を生かそうと意気込んでいる。 (中山高志) 山本さんは昨年三月十一日午後三時ごろ、宮城県多賀城市の国道で乗用車を運転中、津波にのみ込まれた。車は回転しながら押し流された。開かなくなった窓ガラスを手で割って脱出。木にしがみつき、泳いで近くの店に逃れた。 かつてトヨタで、三十年近くエンジン開発などに従事した。「津波時にもっと人を救える車はできないのか」。四月に大学に戻り、同僚教員と研究に取り組むことを決めた。 石巻市と共同で八月から、自動車ご
To celebrate the launch of the all-new 2012 CR-V, Honda brought Ferris Bueller's Day Off back in a big game commercial. We cast Matthew Broderick as himself, skipping out on a day of acting work and living it up in his all-new CR-V. Relive movie history with Honda's fresh twist and wonderful homage to this '80s classic. Think you're a true fan of Ferris Bueller's Day Off? We hid over two dozen ref
トヨタ自動車は、小型FRスポーツ「86(ハチロク)」を4月6日に発売する。価格は199万円~305万円。またファンが集う専門ショップ「AREA 86」も開設する。 第42回東京モーターショー2011でプロトタイプをお披露目した86。開発コンセプトは「直感ハンドリングFR」で、最高出力200馬力を発揮する水平対向エンジンを重心高460ミリと超低重心に搭載する。 グレードは、標準グレードの「G」、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプや17インチアルミホイールを装着する上級グレード「GT」、本革×アルカンターラのシート表皮やリアスポイラーなどを備える「GT“Limited”」、レース用のベース車「RC」を展開する。
「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス」など、迫力と造形美に優れたデザインがファンを魅了する、アニメのロボットたち。そのデザインはアニメ業界のメカニックデザイナーらが手がけてきたが、TOKYO MXなどで今月から始まった「輪廻(りんね)のラグランジェ」では、自動車会社がロボットをデザインしたことが話題になっている。世界初といい、関係者は「業界を超えてアニメの新しい魅力を発揮できる」と期待をかける。 「われわれから見ると、車もロボットもデザインに違いはない。それにデザイナーにとって、アニメのロボットはインスピレーション(ひらめき)の源だ」 カーデザイナーとして著名な中村史郎さん(61)=日産自動車常務執行役員、チーフクリエイティブオフィサー=はこう強調し、自社が手掛けた主役ロボット「ウォクス・アウラ」などのデザインに自信をみせる。「ジュークやGT-Rなど、日産のデザインはアニメから大いに刺
脱地球温暖化を目指そうと、群馬大学工学部(群馬県桐生市天神町)と県内企業などで作るプロジェクトチームは30日、開発した小型の電気バス「E―コミバス」(愛称・MAYU)の試作車を公開した。 地球環境に優しく、低速で走る安全性を重視した乗り物として、桐生市の中心街で、高齢者や観光客に利用してもらいたい考えだ。プロジェクトチーム・リーダーの宝田恭之・同大教授は「どこでも気軽に乗り降りができるようなバスにしたい」としている。 バスは全長4・4メートルと、乗用車程度の大きさ。軽乗用車と同じ13インチのタイヤがついた8輪駆動。安全性重視のため、時速20キロ以下で走る。定員は10人。リチウムポリマー電池を使用したバッテリーは、約8時間の充電で約40キロ走行する容量がある。太陽光パネルも天井に付けられて、晴れの時は動力に利用される。
米国のデロリアンモーターカンパニー(DMC社)は14日、『DMC-12』のEVバージョンを2013年までに市販すると発表した。 同社の名を知らしめたのが、1981年にデビューしたDMC-12。1975年、当時GMの副社長だったジョン・デロリアン氏が、理想の車を作る目的で設立したDMC社の市販第1号車だ。 ジウジアーロのデザインによるボディは、大胆なガルウイングドアが特徴で、エンジニアリングは英国ロータスカーズが担当。リアに置かれるエンジンは2849ccのV型6気筒ガソリンで、最大出力130psを発生した。 発売当時、センセーショナルな話題を巻き起こしたDMC-12。しかし翌1982年、販売が失速し、DMC社は倒産。DMC-12は、8583台で生産を終了した。 1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に、DMC-12が起用されたのは、あまりにも有名。2005年3月、ジョン
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