35 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2012/03/21(水) 21:35:29.04 ID:OyGpD7sW0 序章 ・おもしろさはいろんな視点から語れるし、人それぞれの評価基準がある ・それはたくさんの作品を浴びるように観て培われた独自のもの ・この本では普遍的な「おもしろさ」をだれにでもわかる「理論」を使って分析 ・「理論」のベースはKNセオリー(金子満東京工科大学大学院教授と脚本家沼田やすひろが造り上げたものらしい) 第一章 一目惚れ、していますか? ・アニメの最大の魅力は「画」(キャラクターや背景画の持つ力は作品のテーマや主張を実写以上に伝える) ・アニメ作品への一目惚れとは、多くはキャラデザだが舞台設定・世界観などにも起き、一目惚れするとストーリーやテーマを無視して夢中になる ・この「一目惚れ」の魔力は強力で、ストーリーが「つまらなく」ても大
・ラーメンと愛国 「戦後の日本の社会の変化を捉えるに、ラーメンほどふさわしい材料はない。ラーメンの変化は時代の変化に沿ったものである。本書が試みようとしているのは、そんなラーメンの変遷を追って見た日本の現代史の記録である。」 都市下層民の夜食だった「支邦そば」がわずか100年で日本の「国民食」となるまでの歴史が語られている。戦後のアメリカの小麦輸出戦略があり、安藤百福(日清食品創業者)のパン食文化への抵抗としてのチキンラーメンの発明と大量生産があり、田中角栄の国土開発と「ご当地ラーメン」による地域振興があり。昭和の時代、インスタント、カップラーメンも含めて「ラーメン」という呼称が確立されてマスメディアにものり、当時大量発生した独身の都市生活者を中心に、受験生や機動隊員など幅広い世代に親しまれるようになった。 この本はラーメン現代史を総括するだけではないのが面白い。 ラーメン文化は幾度ものブ
ほとんどの書評が文芸批評としては最低レベルの「印象批評」です。だからといって、文学のなんたるかを分かってないから、と言うつもりはありません。問題はその印象批評のテクニックです。 印象批評とは 印象批評は要するにその人自身にとって面白いか面白くないかを感性で語るというものです。感性を同じくする同士なら、「ああわかるわかる〜」と納得できるのですが、合わない人にとっては全然さっぱりです。とはいえ、どうしてそのように感じたかを説明するのはすべからく「自分語り」につながります。私ってこういう人間だから、こう感じたんですよー、というわけですね。この「自分語り」ほどうっとうしいものはありません。知るか。この一言でばっさり斬ってしまいたい。「自分語り」の中にも面白いものはありますが、えてしてトークの技術が足りないせいか面白くない。 というわけで小説のレビューに必要なのは以下の2点です。 「自分語り」以外の
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