「縁まで可愛い」なでたくなるデザイン 硬貨や紙幣を巡る「危機感」から開発 ぬいぐるみを選んだ合理的な理由 私たちの生活に、お金は欠かせません。中でも、特にシンプルなデザインなのが1円玉です。この硬貨を元にした、造幣局公認のぬいぐるみが、まさかの人気を集めています。あえて「可愛い路線」を選んだのは、なぜ? 製造・販売元企業に話を聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 「縁まで可愛い」なでたくなるデザイン 話題のぬいぐるみは、造幣局本局(大阪市北区)と、さいたま支局(さいたま市大宮区)の売店「ミントショップ」で販売されているものです。 直径約14センチの円の中央には、大きな「1」の文字が。外側に向かって、濃さの異なるグレーの円模様が同心円状に広がり、独特のフォントで刻まれた「令和四年」の文字も見えます。 本物の1円玉そっくりな見た目ですが、表面をふわふわとした繊維に覆われ、何とも柔ら