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フレームやダイアログの中から特定の条件を満たすコンポーネントを見つけたり、トラバースできると便利だと思い、JDOMをベースにして以下のプログラムを作ってみました。 SwingDOMBuilder SwingPath Swingのコンポーネント階層をDOMに変換して、XPathを使えるようにするというものです。 使用例としては、メニュー項目をルックアップして実行したり ((JMenuItem) SwingPath.selectSingleComponent( frame, "//JMenuItem[@text='上書き保存']")).doClick(); ボタンを全てdisabledにしたり for (Component c : SwingPath.selectComponents(dialog, "//JButton")) { c.setEnabled(false); } といったことがで
Swingはご存知Java標準のGUIツールキットだ。JREがインストールされていればプラットフォームを問わす利用できるため、JavaでのGUIアプリケーション開発に広く利用されてきた。以前は動作が非常に遅く、見た目がプラットフォーム・ネイティブなアプリケーションと異なることからデスクトップ環境との親和性が低いといった弱点もあったが、Javaのバージョンアップとともに改善されてきている。 JSR-296: Swing Application FrameworkではこのSwingを用いたアプリケーションの開発を支援するためのフレームワークの標準化が行われている。JSR-296はいまだ策定段階ではあるものの、スペックリードであるHans Muller氏によってプロトタイプ版がjava.netにて公開されている。 本稿ではこのプロトタイプ版の本稿執筆時点での最新版(0.20)について紹介していく
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