BeOSの後継OS「ZETA」を開発するyellowTABが日本の総代理店であるBerry Japanと契約を打ち切った事件は、ZETAの将来を閉ざしてしまうのだろうか。 私のブログ「Planet GEEK」において触れた「ZETAを開発するyellowTABが日本の総代理店であるBerry Japan(以下、Berry)と契約を打ち切った」事件は、スーツとギークの見解の相違が招いたことと私は当初考えていた。しかし、取材を進めていくと必ずしもそれだけではないことが分かってきた。 元Apple幹部のジャン・ルイ・ガセー氏が1990年に創業したBeの主力OS「BeOS」は、2001年、Beの知的資産がPalmに売却されたことで、その今後が注目されていた。その後2003年に独YellowTABがPalmから無期限のライセンスを得て開発しているのが、「ZETA」である。ITmediaでも過去に数度