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ブックマーク / realkyoto.jp (2)

  • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」豊田編

    福永信 河村たかし名古屋市長があいちトリエンナーレのメイン会場である愛知芸術文化センターの外でプラカードを手に座り込みをした。これに関して、私は極めて残念に思う者である。なぜなら彼は座る場所を間違えているからであり、腰を下ろすのはその場所ではなく、むろん県庁前でもなく、同じあいちトリエンナーレ出品作小田原のどか《↓(1923−1951)》の上に彼は座るべきだったのである。作者は望んでないかもしれないが、河村は、実在する野外彫像の「台座」のみを再現したその作品に登って座り込みをすべきだったのである。この台座の「物」は戦時下の東京、帝国陸軍の拠点付近に建設されたもので、当時は寺内元帥騎馬像のブロンズ像がその上で勇ましい姿で見下ろしていた。それが戦時中に金属供出であっさり消え、戦後数年を経た1951年、新たにまったく逆のコンセプトであるはずの、平和の群像と題された女性裸体像にすげ替えられた。作

  • REALKYOTO 新国立競技場問題をめぐって 浅田彰

    浅田 彰(あさだ・あきら) 1957年、神戸市生まれ。 京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。 同大で芸術哲学を講ずる一方、政治、経済、社会、また文学、映画、演劇、舞踊、音楽、美術、建築など、芸術諸分野においても多角的・多面的な批評活動を展開する。 著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』『ヘルメスの音楽』(以上、筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)、『20世紀文化の臨界』(青土社)などがある。 最新のエントリー 19.05.01 昭和の終わり、平成の終わり 19.03.29 原美術館のドリス・ファン・ノーテン 19.03.07 マックイーンとマルジェラ――ファッション・ビジネスの大波の中で 18.12.07 映画のラスト・エンペラー――ベルナルド・ベルトルッチ追悼 18.11.03 トランプから/トランプへ(5)マクロンとトラン

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