HerokuにDjangoアプリケーションを置いて、静的ファイルもHerokuから配信した場合、USまでのレイテンシがあるので1ファイルごとに結構な時間がかかります。 試しに同じアプリケーションをさくらVPS(大阪)と、Heroku(US)に置いた場合、さくらでは 30ms〜150ms程度でロードできるのに対し、Herokuでは200ms以上かかりました。 HTML1ファイルだけならともかく、CSSやJS、画像のロードにも時間がかかるため、体感時間は結構変わります。 そもそも静的ファイルをアプリケーション・サーバーから配信するのはCPU、ディスク、ネットワークなどのリソースの面でも無駄が多く、推奨されていません。 そこで今回は、静的ファイルをAmazon S3のTokyoリージョンから配信してみました。いわゆる Web Storageパターン です。 長くなったので前後編に分けています。前