エンジニアとして成長していくことを考えた場合、日本企業とアメリカ企業のどちらの教育システムがより魅力的に思えますか? 「教育システム」について考えるなら日本企業ということになるんじゃないでしょうか。すべてを知っているわけではないですが、米国企業には「教育システム」はほとんどなかったりしますし、こうしたシステムの手厚さでいうと日本の大企業はかなりしっかりしている印象があります。 しかし、技術者として成長するということを考えたときに「教育システム」にだけ着目するのは非常に近視眼的であるように思います。仕事の内容などを含め、総合的に成長できる環境にあるのはどこか、という点で考えるなら答えは変わる可能性があります。 もちろん技術分野により、製造業や加工などの技術力では日本は優れており、自動車産業では世界トップクラスですから、機械エンジニアとしての成長では日本の自動車会社は素晴らしい選択肢ではないか