機能が豊富でなにかと便利な年賀状ソフトだが、バージョンアップに伴うファイル形式の変更は今後もついて回る。バージョンアップの場合は後方互換性を持つソフトが大半なため、それほど問題とはならないが、他社製ソフトに乗り換えた場合には必ずしも利用できるとはかぎらない。宛名データを入力する作業は手間がかかるだけに、見逃せない部分だ。ここでは、宛名データをいかにして"普遍的"なものにできるか、データのフォーマットと互換性について考えてみたい。 データのインポート・エクスポート 宛名データは基本的に文字情報で構成されるため、各社の製品とも多様なフォーマットに対応している。製品の乗り換え需要を想定してか、競合製品もサポートしていることが一般的だ。本特集で取りあげた筆まめ Ver15と宛名職人 2005も同様に、筆王やはがきスタジオといった年賀状ソフトに対応している。 大量のデータ管理に適している表計算/デー