《前編》 https://youtu.be/wpoWmflpDPw + + + + + + + 昭和21年(1946年) 終戦直後の混乱期に、政府がインフレ対策として打ち出した1世帯1ヶ月500円の生活費の非現実性を、当時の物価と人々の生活の実態に照らして描いた映画。 配給、買い出し、闇市など終戦直後の貴重な映像を多く含む。 + + + + + + + アメリカ軍のぜいたくな占領は、最初の3ヶ月間で既に昭和5年の日本の年間軍事費を上回るお金を日本に使わせた。以後占領コストは急増し、昭和21年7月1日から9か月間の占領軍経費は45億円にのぼっている(ちなみに戦争前年に日本の陸海軍部が獲得した予算は23億円余)。さらに翌昭和22年の占領軍経費はケタがひとつ増えて400億円。経費の中身は、GHQ一般職員用住宅建設費、占領軍用道路工事費、占領軍用飛行場建設費、宿舎や官舎の生花代、電報電話代、キ