アメリカ、ホワイトハウスのライス大統領補佐官は、中国が海洋進出を強めていることを念頭に、「大国が小国いじめをできないようにするルールを定めることが重要だ」として、平和的な解決に向けた「行動規範」の策定などに協力していく考えを強調しました。 ホワイトハウスのライス大統領補佐官は11日、ワシントンでオバマ政権の外交政策について講演しました。 この中でライス補佐官は、南シナ海で領有権を争う中国とベトナムの船が衝突するなど対立が続いていることを念頭に、「安全保障は、大国が小国いじめをできないようにするルールを定めることが重要だ」と述べ、アメリカとして、平和的な解決に向けた「行動規範」の策定などに協力していく考えを強調しました。 一方、北朝鮮による挑発行為に対応するため、日本との間で、日米防衛協力の指針=いわゆるガイドラインの見直しを進めるとともに、韓国も含めた日米韓3か国の安全保障面の協力関係を強