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民間企業への大規模な公的支援、各種銀行への資金注入、そして、保険会社の国有化・・・。アメリカではここ数ヶ月の間に、市場自由主義・資本主義を標榜する国とは思えないくらい大胆な市場介入策が行われてきた。金融危機に対処するためではあるが、市場に対する国の関与とコントロールは着実に拡大している。 銀行や金融機関への公的資本の注入や国有化は、スウェーデンが1990年代初めに行い、当時の金融危機・経済危機を3-4年のうちに最悪の状態から立て直すことに成功した教訓がある。このことは昨年秋にもこのブログで「the Stockholm Solution」として特集した。 2008-09-15: The Stockholm Solution (1) 2008-09-17: The Stockholm Solution (2) 2008-09-19: The Stockholm Solution (3) 200
[映画][社会]マイケル・ムーア「SiCKO」(シッコ)をメモしつつ、構造改革とか自己責任とか相互扶助とか統治の方法論とか マイケル・ムーアさんが、アメリカの医療危機問題を取り上げた「SiCKO」(シッコ)を観てきた。http://sicko.gyao.jp/ ここで言う医療危機とは、官製報道でよく目にする財政問題とかなんとかではない。公的医療保険制度がなく「官から民へ」よろしく民間の医療保険会社が幅を利かせた結果、低所得層だけではなく中間層でも病気や怪我をすれば回復不能な後遺症を抱えるか、場合によっては命を落とすか、助かったとしてもあっと言う間に医療費破産していく、自己責任と自助努力とネオリベという美しい価値観にまみれた社会の医療問題なのです。 ※ネタバレありです。 アメリカの保険制度を「改革」したのはニクソン大統領。改革と規制緩和で医療技術は進歩し、すべての国民が高度な医療を受けられる
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