アメリカ大統領選挙の候補者を巡る最新の世論調査で、与党・民主党では支持率トップのクリントン前国務長官が2位の候補者に全米で7ポイント差にまで迫られ、州によっては逆転されていることから、今後、苦戦を強いられる可能性も出てきています。 それによりますと、与党・民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官の支持率が、先月上旬の調査から4ポイント下がって48%でした。これに対し支持率2位のバーニー・サンダース上院議員は9ポイント上がって41%となり、20ポイントあった差が7ポイントに縮まりました。 また、民主党の候補者選びが全米に先駆けて来月1日に行われる中西部アイオワ州で大学が行った最新の世論調査ではクリントン氏の支持率が44%だったのに対し、サンダース氏が49%と逆転しました。さらに、来月9日に予備選挙が行われる東部ニューハンプシャー州で大学が行った最新の世論調査ではクリントン氏が39%だったのに