今季シニアデビューし、来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪出場を目指すフィギュアスケート女子の本田真凜(大阪・関大高)が5日、栃木県日光市内であったアイスショーに出演し、今季のショートプログラム(SP)を初めて披露した。曲はタンゴの「ジェラシー」と「ラ・クンパルシータ」。初挑戦の情熱的な曲調だが、「思っていたより良い演技ができた」と笑みがこぼれた。 真っ赤な衣装で登場すると、冒頭の3回転フリップをきれいに着氷。独特のリズムに乗せた情感たっぷりのステップでも会場を沸かせ、「良い所も、もっと伸ばしていけるところも見つかった」。今後への改善点には「力強さ」を挙げた。 今オフは例年よりも多くのショーに出演したことで、「どんどん自信を持って滑れるようになってきた」。成長を実感する中で、荒川静香さんが2006年トリノ五輪で金メダルに輝いた時に使用した曲「トゥーランドット」を採用したフリーは、すでに「すご