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古代史と血統に関するmahalのブックマーク (1)

  • 「古代天皇家の婚姻戦略」荒木 敏夫 著

    古代天皇家の婚姻の特徴はその強い閉鎖性である、ということを様々な史料を元に当時の東アジア諸国の婚姻関係との比較も交えつつ大局的に描いた一冊。一言で言うと「お兄ちゃんだけど政治目的さえあれば関係ないよねっ」って話(たぶん)。 倭・日の古代王権は濃密な近親婚によって強い結束力を保とうとした。皇族男性は外部からキサキを迎えることはあっても、皇族女性が非皇族と結婚することはほぼ無く、皇族女性は皇族男性と婚姻関係を結ぶという婚姻規制が存在していた。その特徴は、一つに異母兄弟姉妹婚による同世代婚、もう一つがオジ―メイ婚・オバ―オイ婚による異世代婚である。 六~八世紀を通じて、歴代天皇のキサキを整理するとその多くが異母姉妹か、畿内の諸豪族、一部のほぼ限定された畿内の外(「外国(ゲコク)」)の諸勢力から女性がキサキとなっていることが書で明らかにされている。 例えば天智天皇の子女四人の皇子と十人の皇女の

    「古代天皇家の婚姻戦略」荒木 敏夫 著
    mahal
    mahal 2015/03/16
    飛鳥時代だと、系統的に敏達系と蘇我(用明・推古)系でざっくりと分かれてる辺りも面白い。/ところで新羅って聖骨優先で近親婚による王位継承が習慣化してるんで、倭国独自って見立てはどうなん?
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