『ワールドカップの世界史』(2006/06/09) いよいよ開幕です。近著『ワールドカップの世界史』(みすず書房)も朝日新聞、毎日新聞、日経新聞の読書欄などで紹介され、好調です。山陽新聞のコラムでも「蹴鞠」や「第一回ウルグアイ大会」の部分が引用されたそうです。お近くの方にもどうぞすすめてみてください。 更新をさぼっている間に、モンテネグロが独立し、かつての6つの共和国がすべて独立したことで、旧ユーゴスラビアはこれで完全に解体しました。う~む。 ワールドカップには旧ユーゴスラビアからクロアチアとセルビア・モンテネグロが出場しており、両方とも応援したいところですが、クロアチアは日本と同組なので今回は遠慮してもらい(ブラジルがグループリーグ敗退という可能性はないわけではありませんが、日本とクロアチアに二回敗れる確立は微細でしょう)、今回が最後の合同国家としての出場になるセルビア・モンテネグロを応