米メキシコ湾(Gulf of Mexico)で、油井の流出口に取り付けたキャップの密閉性テストの様子をとらえた、英エネルギー大手BPのライブビデオの映像(2010年7月15日撮影)。(c)AFP/BP 【7月16日 AFP】英エネルギー大手BPは15日、米メキシコ湾(Gulf of Mexico)の原油流出問題で、油井の流出口に取り付けたキャップの3つのバルブを閉じて流出を止めたと発表した。4月の石油掘削施設の爆発以来、原油流出が止まったのは初めて。 BPによると、3つ目のバルブを閉じた同日午後2時25分(日本時間16日午前4時25分)に流出が止まった。技術者らは、新たな油漏れが発生しないか、注意深く監視を続けている。ダグ・サトルズ(Doug Suttles)最高執行責任者(COO)は、「まだ喜ぶべき段階にはない」とコメントした。 だが、米史上最悪の原油流出事故の収拾に向けた大きな1歩であ