【ニューヨーク=吉田圭織】米ビール大手アンハイザー・ブッシュ(AB)の主力ビール「バドライト」は20年以上維持していた米国売り上げトップの座を失った。複数の米メディアが報じた。同ビールはトランスジェンダー俳優を広告に起用したことで保守層から不買運動を受けている。首位に浮上したのは酒類販売大手のコンステレーション・ブランズの「モデロ」ビールだった。調査会社ニールセンのデータを分析した飲料関連のコ
【ニューヨーク=吉田圭織】米ビール大手アンハイザー・ブッシュ(AB)の主力ビール「バドライト」は20年以上維持していた米国売り上げトップの座を失った。複数の米メディアが報じた。同ビールはトランスジェンダー俳優を広告に起用したことで保守層から不買運動を受けている。首位に浮上したのは酒類販売大手のコンステレーション・ブランズの「モデロ」ビールだった。調査会社ニールセンのデータを分析した飲料関連のコ
ニューヨーク市議会は30日、無理やり太らせたカモやガチョウからとるフォアグラの提供を禁じる条例を可決した。2022年に施行される。肥育法が「動物虐待だ」との批判が出ていた。米随一の大都市の同市でフォアグラを提供するレストランは1千軒に上るとされ、影響は大きそうだ。 フォアグラ生産では、のどにチューブを入れてエサを流し込み、肝臓を大きくする強制給餌(きゅうじ)が行われることが多い。近年は批判の高まりを受けて生産や販売を禁止する国が増え、米国ではカリフォルニア州が12年に禁止する州法を施行した。この州法は連邦地裁で連邦法違反とされたが、控訴審で覆された。 ニューヨーク市の条例では、レストランなどに対し、強制給餌で作ったフォアグラの保存や販売を禁じた。米メディアによると、カリフォルニア州では州法施行後、一部のレストランが「無償提供」としてフォアグラを客に出していたが、こうした手法も禁じられること
フランスで肉屋が襲われる事件が相次ぎ、あらゆる動物性食品を避ける完全菜食主義者による犯行との疑いが出ている。業界団体によると、6月下旬までに50件ほどの被害が確認されており、肉屋の店主たちがたまらず政府に直訴。警察による保護を求めている。 パリ郊外ジュイアンジョザスで今月2日の未明、肉屋を営むカルル・ピテルさん(48)の店舗兼住宅が襲われた。店のガラス扉が割られ、外の壁には「人間至上主義にストップを」とスプレーで描かれていた。 人間が生物の頂点に立つかのような発想を否定する、一部の完全菜食主義者がしばしば使うメッセージであることから、その関係者による犯行との疑いが出ている。 ピテルさんは「食にも自由がある。肉食をやめろと誰が強制できるのか。肉屋を攻撃しても仕方ない」と語った。 AFP通信などによると、仏では4月以降、北部リールなどで肉屋の店舗が血を模した液体で汚されたり、ガラスが割られたり
仏アルプスの牧場で放牧中のカウベルをつけた牛(2013年6月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PIERRE CLATOT 【8月13日 AFP】青々とした牧草地にカランカランと鳴り響くカウベルの音は牧歌的な情緒を誘うかもしれないが、近所の住民にとっては騒音にすぎない――スイス・チューリヒ(Zurich)の裁判所は今月始め、騒音が近隣の安眠を妨げているとして、夜間は保有する乳牛27頭の首からカウベルを外すよう牧場主に命じた。 チューリヒ州南部の高地にある小さな集落では、住民らが4年前、近隣の牧場で放牧されている牛のカウベルが一晩中響いてうるさいと苦情を訴えた。地元当局は牧場主の男性に、夜間はカウベルを取り外すよう命じたが、これを不服とした男性が昨年、申し立てを行っていた。 裁判所は現地調査を行った上で、夜10時から翌朝7時まで牧場でのカウベル使用を禁じるという当局の命令を支持す
仏グラースのパティスリーで、ショーケースに並べられた「男神」と「女神」の菓子(2015年3月6日撮影)。(c)AFP/VALERY HACHE 【4月17日 AFP】フランスにおける行政裁判所の最上級審である国務院は16日、仏南東部グラース(Grasse)のパティスリーが長年、製造・販売してきた菓子が「人種差別的」であるとして、店のショーウインドーに陳列することを禁じた下級審の判決を覆す決定を下した。 裸の男女をかたどったガナッシュをチョコレートでコーティングした「男神」と「女神」の菓子は、この店で約15年前から販売されてきた。しかし、このケーキが人種差別的だとの苦情を住民から受けた、同国の著名なアフリカ・カリブ系権利団体連合「CRAN」が、「アフリカ系の人々たちを傷つける」とこの菓子を批判し始めたことから騒動に発展。CRANは先月、グラース市長にショーウインドーでの陳列をやめるよう求めた
英国のピザ・エクスプレスというチェーンレストランが、ハラールと呼ばれるイスラム教の流儀で処理した鶏肉を使用していたことがわかり、大きな物議を醸している。 このハラール肉というのは、イスラム教で厳格に定められた屠畜、解体などの方法で処理された肉のことであり、最近ではスーパーなどでもふつうに販売されているが、ピザ・エクスプレスはメニューにハラール・チキンを使用していることを明記していないため、イスラム教徒以外の人々も知らずにそれを食べていたことが判明してスキャンダルになったのだ。 ピザ・エクスプレスの客が何も知らずにハラール・チキンを食べていたというのは、つまりこういうことである。彼らが食べていたチキンは喉を斬られて血抜きされた鶏のものであったということ。そしてその鶏には殺された時にイスラム教の祈祷が捧げられていたということ。 これが英国民の間でヒステリックなまでのリアクションを生み出しており
【シカゴ時事】日本では「ドナルド」の名前で親しまれている米ファストフード大手マクドナルドのマスコットキャラクター、ロナルド・マクドナルドが、小児肥満や不健康な食習慣の原因の一つとして、米非営利団体に「引退」を迫られている。同社側は現時点で応じる考えはないようだ。 引退を勧告したのは、企業活動の監視を行う団体「コーポレート・アカウンタビリティー・インターナショナル」。同団体の主張によれば、極めて知名度が高いドナルドは、半世紀近くにわたり、子ども向け販売戦略を通じ、同社の成長を促す役割を果たした。だが、ハンバーガーなどの普及で小児肥満や糖尿病などの急増も招いたという。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕日本全国のゆるキャラ大集合 ・ 日本マクドナルドHD、1〜3月期営業利益101億円=限定バーガーが好調 ・ 日本マクドナルド、四半期経常利益が100億円超え=01年の上場以来初 ・
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