女性管理職多過ぎで罰金 パリ市、「男女平等に違反」―仏：時事ドットコム女性管理職多過ぎで罰金 パリ市、「男女平等に違反」―仏 2020年12月16日13時33分 パリのイダルゴ市長＝７月３日、パリ（ＡＦＰ時事） 【パリ時事】フランス政府は、パリ市が２０１８年に行った管理職の登用で女性の数が男性を大きく上回り、雇用での男女平等を定める法律に違反していたとして、市に対し９万ユーロ（約１１００万円）の罰金を命じた。パリのイダルゴ市長は１５日、市議会で「罰金はばかげており不当で無責任だ」と、政府の対応を強く非難した。 【特集】フランス文化の今を伝える 白水社「ふらんす」 パリ市が１８年に管理職登用した１６人のうち、１１人を女性が占め、男性は５人だった。当時の法律では、管理職登用でどちらかの性別が占める割合が４０％を下回る場合、雇用主に罰金が科される規定となっていた。１９年の法改正で罰則は廃止されたが、問題の登用は法改正前だったため、罰金対象となった。 ＢＦＭテレビに
