第26回マイルチャンピオンシップ(22日、京都11R、GI、3歳上オープン国際、定量、芝・外1600メートル、1着本賞金1億円=出走18頭)天皇賞・秋で史上初の8歳馬によるGI制覇を成し遂げたカンパニーが、直線で力強く抜け出し、引退レースを完勝。 GI挑戦13回目で勝った天皇賞・秋に続きラストランをGIで飾ったカンパニーに近藤英子オーナー(67)=(株)合建社長=は、感極まって声を震わせた。 「引退も決まっていたし、ラストランを飾ってほしいと思っていました。返し馬からデキのいいのは分かっていましたし、何の心配もなく見られました。本当に偉い馬、強い馬です」と涙目で8歳の愛馬の偉業を称えた。 「年齢的にもいいところで引退できますし、あとはいい子供を。はい、自分の(所有する)繁殖馬につけたいと思っています」と“二世”の活躍を願う。表彰式では、夫の近藤利一日本馬主協会連合会副会長から優勝メダルを受