【プレスリリース】発表日:2017年3月9日合奏はなぜ速くなる?: 2人組でのリズム動作が シンクロのためのタイミング調節により高速化1.発表者岡野 真裕(東京大学大学院総合文化研究科・博士課程3年)進矢 正宏(東京大学大学院総合文化研究科・助教)工藤 和俊(東京大学大学院情報学環/総合文化研究科・准教授)2.発表のポイント◆合奏のテンポがしばしば無意図的に速くなってしまう(「走る」)原
(CNN) 頭の中で何度も何度も鳴り続けて止まらないあの音楽。曲名が目に入っただけでまた同じ繰り返しが始まる――。そんな現象が起きる理由について解説した論文が、3日の米心理学会誌に掲載された。 特定の楽曲が耳にこびりついて離れない現象は、推定90%が週に1回以上の頻度で経験する。英ダラム大学の音楽心理学者ケリー・ジャクボウスキ氏の研究チームはその主な理由として、テンポ、旋律の形態、独特の音程の3つの要因があることを突き止めた。 ジャクボウスキ氏によると、条件となるのは「単純すぎず、複雑すぎない」楽曲であること。まずはリズムに合わせて体を動かしてしまうような、テンポの速さと軽快さが求められる。 2つ目として、頭から離れない音楽は旋律の構造は単純でもリズミカルなパターンを持っていて、音程の上下が繰り返される。童謡の多くは子どもたちに覚えてもらいやすいよう、このパターンで作曲されているとい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く