オランダのロッテルダム近郊で、車両止めを突き破った列車が、高架脇にあるくじらの尾びれの形をした彫刻の上に乗り上げ、あわや落下を免れる事故がありました。 彫刻は「くじらの尾びれに救われて」と呼ばれる作品で、文字どおり運転士の命を救ったとして話題となっています。 ロッテルダム近郊の地下鉄の終点駅で2日未明、列車が車両止めを突き破り、先頭車両が10メートルの高さから落下しかけました。 ところが、車両は高架脇にある地面から大きく突き出たくじらの尾びれの形をした彫刻の上に乗り上げ、あわや落下を免れました。 車両に乗っていたのは運転士1人で自力で車両から脱出し、けが人はいませんでした。 この彫刻は「くじらの尾びれに救われて」と呼ばれる作品で、およそ20年前に公園に設置されたものだということです。 当局は現地メディアに「彫刻がその名前のとおり運転士の命を救った。信じられない」と話していて、話題となってい