アルトワークスにしなよ!
標題の通りである。その日は私の誕生日であった。お祝いを兼ねてご馳走してくれるというので、一緒に焼肉店に行った。昼間から酒を飲んだ。 私は私の実家という場所をどれだけ憎んでいるかについて彼女に熱弁した。自ら進んでそうしたわけではない。彼女は「親は大切にしろ。なぜなら親だから」という全く論理性のない言説を突きつけてくる時があり、その日もそれを突きつけられたので、反論やむなしという形であった。私は私の両親が金銭面では何不自由なく育ててくれたが、実家というブラックボックスの中で行われていた虐待に相当するであろう具体的事例を次々に並べた。 過去にもそんなことを何度か繰り返していた。私がいつもたどり着く極めて頑固な結論「両親には二度と会わない」を聞いて彼女が泣き出すこともあった。なぜ彼女が泣くのか私には理解ができなかった。 私の熱弁が一段落したかしないか、ふと、彼女の様子が変わったように思えた。今まで
既セクと数年振りに会うことになったが、店が好みではないという理由だけで断ってしまった。 無関係の男友達に、既セクと食事に行くとしたらどんな店を選ぶか意見を訊いたら「その時に食べたいものを食べに行くよ」とスカされて何の参考にもならずに消化不良のまま胃に残ってるので順を追って自分で噛み砕く。 まず自分は20代前半の女、3つ上の既セクとは大学時代に知り合って、二度ほど関係を持ったがその後の数年間は会っていなかった。 数年の間に誘いの連絡が何度か来ていたが、既セクに対してはもう何の感情もなかったので、来た連絡には無難な返信をするだけに留まり、会うことはなかった。 しかし数ヵ月前、既セクとの共通の友人と2人で食事に行ったときに、既セクが自分との関係を周囲に相談していることを耳にした。 「二度ほど関係を持った後から会えないので会いたい」という内容だった。 コミュニティ内で関係を持ったことが周知の事実に
こう書くと謎の人たちに叩かれそうだけれど、流石にそういうレベルを超えている いちいち書くのもめんどくさいから箇条書きすると ・食事のときにいちいちあ~んを要求してくる。それも一回二回ではなく最初から最後まで食べさせないと発狂 ・甘えてくるときにいちいち赤ちゃん言葉「~でちゅか?」「~でしゅね」になる。赤ちゃんはお前だろうが ・発狂すると床にバタバタと手足を叩きつけて泣き叫ぶ ・寝る前にホットミルクを作れと要求してくる ・そのくせ夜は赤ちゃんプレイじゃなくて自称ドSになる マジでこう書いて見ると無理過ぎてキモい。二人きりじゃないときはすごくキリッとしてるし、結婚する前はこんなんじゃなかったのにな・・・
彼女にクリスマスは会えないって言われてたし、あんまり連絡くれないし、こっちとしてはさみしく過ごしていたけど、25日の夜中1時過ぎ、つまり26日の午前に電話があって、 「明日暇なら会いに行くよ」って言ってくれた。 俺はクリスマス会えないつもりで、彼女にアマゾンからプレゼントを送っていた。 でも多忙な彼女は受け取れておらず。 来てくれるの嬉しいけど、朝佐川さんに電話して、受け取れそうなら受け取ってねって言ってみた。 わかった、電話するだけしてみるって言ってくれた。 仕事があったので俺は朝6時に家に帰って寝た。 昼に彼女が来てくれて起きた。 彼女が吉本新喜劇を見ている間に支度をした。 テレビで月亭八光がおいしいと言っていたケーキ屋に行こうと思っていた。 が、彼女は回転寿司に行きたいとのこと。 国道沿いのスシローに行ったら店が跡形もなくなっていてさら地になっていた。 ところで佐川さん電話したか?
本になりました! 前置き 実は、ぼくは一昨年の年末から「西村取想」という名前で短歌を作り、毎日1首以上をTwitterに投稿しています。 twitter.com 今回はその短歌にまつわる話です。 1ヶ月前に1年半ほど片想いをしていた女の子に告白をしたらふられました。普通だったらそこでお互いに気まずくなって関係がギクシャクしてしまうのかもしれませんが、ぼくは諦めが悪いというか打たれ強いというかタチが悪いというかなんというかなので、後日その女の子に「その女の子のことを想って過去に作った短歌から選んだ158首」をA4用紙(9枚)に印刷して「ラブレターです」と言って渡しました。その女の子は優しいというかなんというかなので「ありがとう!読んだら感想言うね!」と言って受け取ってくれました。 そしてさらに後日、ふたりでスカイプ通話をしているときに「そういえば感想まだ言ってなかったね。今から言うね」と相手
「目の前にいる、生まれたばかりの赤ちゃんである我が息子。この子が、男であることがなんか、嫌」 ある日、自分のそんな奇怪な感情に気づいた、漫画家・田房永子。上の娘が赤ちゃんの時にはこんなこと思わなかったのに。 思えば中学、高校と6年間女子校に通い、生身の男子との交流に飢えながら、少女漫画でファンタジックな男性観を培い、しかし実際に出会い接触するのは「痴漢」という性的な恐怖を与えてくる男たちのみだった──。 もしかして自分は、強烈な男性嫌悪者かもしれない。このまま、男の子を育てるなんてしてはいけない。己の歪んだ男性観の矯正に挑む、ド直球日常報告エッセイ! 18歳の私は、男になりたかった。男だったら夜までバイトできるし、できるバイトの種類も多いし、いいなーと思ってた。バケラッタをあげた彼氏はホームセンターでバイトしてて、そのお金を貯めて大きなバイクを買って、それに乗って1人で釣りに行ったりしてた
2018年8月2日(木) わたしが11歳の頃、女の子なんだからそんなに勉強させなくていいよ派の父と女の子でもこれからは勉強して手に職つけなければダメでしょ派の母の間で一悶着あった。 この言い争いは圧倒的家庭内政治力を誇る母の勝利で決着し、わたしは中学受験用の塾に通って都内の中高一貫校に合格した。(母は、「勉強したらクーラーのある学校に通えるよ。」と言ってわたしを懐柔した。今振り返ると正確には「わたしたちが金を払うからクーラーのある学校に通え。」なのだが、こういうところが母の巧みなところだ。当時、学区内の公立中学校にはクーラーがなかった。) 6年後にはかつての父の第一志望だった大学がわたしの母校となったし、その後も、比較的勉強する人生を歩んでいる。あんなことを言っていた父も、今ではわたしの進路を積極的に応援してくれている。 時は流れてあの言い争いから早15年。残念ながら、いまだに女性が女性で
https://anond.hatelabo.jp/20180225200423 便乗して童貞を捨てた時の話 当時、出産は鼻からスイカを出すくらい痛いって聞いて、女性器というのは鼻の穴くらい伸びないものだと思っていた。 対して、自分のちんこは人より大きいらしかった。 童貞によくある意味不明の勢いで、小指を鍛えて始めた。 小指の太さからゆっくり馴染ませるしかない!っと思ったのだ。 努力の甲斐あって、右手も左手も、小指を1秒間に4回くらい動かせるようになった。 そんなわけで、初体験は時間にしてとても長かった。 前戯だけで4〜5時間かかったと思う。 そのうち、ほとんどは手マンの時間。 小指を最初は1cmくらい入れて、ピストン。 馴染んで来たらもう少し入れ、全部馴染んだら次は薬指、人差し指、中指、その次は指二本、という感じ。 顔を合わせてるのが恥ずかしくて、ずっとその間乳首に吸い付いていた。 翌日
現代ビジネスの好評連載を書籍化した『されど愛しきお妻様』、おかげさまで再び重版出来! お祝いと読者の皆様へのお礼を兼ねて、著者の鈴木大介さんが書き下ろし原稿を執筆してくれました。 ネオお妻様が全く使えない時期 この記事を読んだ読者から「気持ち悪い男」と言われても、もういいと思っている。むしろ批判を切り口にでも考えて欲しいことがある。 半年程前から、毎月お妻様の月経が来ると、彼女の使った布ナプ(布ナプキン)を、僕が洗うようにしている。 布ナプとは、通常使われることの多い紙ナプキン(おむつなどと同じ高分子ポリマーが経血を吸い取る一般的生理用品)に対し、コットン生地にガーゼなどの吸収素材を封じた仕組みの布製生理用ナプキンのこと。 ちょっとロハスとかオーガニック方面に尖った女性が使う傾向があるみたいだけど、夜食はジャンクフード三昧なジャンクお妻様の場合は、単に紙ナプキンだとデリケートゾーンの痒みや
長い付き合いになる彼氏が風俗に行った。 しんどかった。 ネットでそれらしい言葉をぐぐってみると「ただの男の性欲処理なんだから理解すべき」「風俗は浮気じゃない」というアドバイスが多かった。 女性側の気持ちを理解すべき、という男性へのアドバイスはなぜ無いのだろう?と思った。 身体的(本能的)な欲求は承認されるのに、感情的なものは我慢させられるのはなぜだろうと思った。 男性による風俗のレポートはたくさんあるのに、風俗へ行かれてしまった女性側の詳細なレポートはなかなか見つからなかった。 わくわくしているときも、死にたさに溢れている時も、わたしは同じような状況にある人の言葉を探す。 仲間を見つけたからなのか、そこに自分の気持ちの代弁を認めるからなのか、不思議と心が落ち着くのだ。 だから、誰かにとってそうなるかもしれない期待を込めて、私の気持ちを書き記しておく。 彼の顔が見れなかった社員研修旅行中、唐
これは28にもなってまだ童貞やってる高卒ブルーカラーの婚活顛末記です。 平均以下の人間が婚活はこんな感じなのだと、ちょっと伝えてみたくなったので書きました。 諸事情により脚色を含んでいますが、大筋はこのとおりです。 コトの始まり高校を卒業して少しフリーターとして過ごした後、僻地ではない程度の地方に就職して移り住むことになった。 仕事は典型的なブルーカラー。鉄をくっつけたり曲げたり削ったりする町工場のようなトコ。年収は300万にも満たない額。 公共交通が発達していない田舎町で遊ぶ場所もないものだから、近所にある飲み屋のカウンターで常連になっていた。 地元出身ではないにもかかわらず、自分は他の常連のおじさんたちに歓迎されたと思う。ちょっと酒の趣味が渋いのもあるかもしれない。 人口の流出が止まらない土地で、ヨソからわざわざ来た珍しい若者といった感じだったのだろう。 意外なほどにヨソモノは出て行け
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