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ブックマーク / kaikaji.hatenablog.com (3)

  • 理性としての「反緊縮」 - 梶ピエールのブログ

    黒い匣 (はこ) 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層 作者: ヤニスバルファキス,朴勝俊,山崎一郎,加志村拓,青木嵩,長谷川羽衣子,松尾匡出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2019/04/19メディア: 単行この商品を含むブログを見る 果たして、どれだけの日人が、2015年1月から7月までの間に、ギリシャで起こったことを記憶しているだろうか。このとき、ギリシャではチプラス左派政権が成立し、トロイカ―欧州委員会、ヨーロッパ中央銀行、IMF―が政府に要求する緊縮的な「救済策」の受け入れを拒否する姿勢を鮮明にした。さらには7月には国民投票によってトロイカ案の受け入れが否決されたことで、事態は国際的なニュースとなり、その是非をめぐって活発な議論が繰り広げられた。 その「ギリシャの春」のキーパーソンが、チプラス政権の財務大臣を務めたヤニ

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    misomico
    misomico 2019/05/13
  • 梶ピエールの備忘録。売られるドイツ、買う中国

    このところドキュメンタリー番組の紹介ばかりで恐縮だが、実際に興味深いものが多いので。 通常「グローバライゼーション」という言葉でイメージされるのは先進国の資中国やインドなど途上国に進出し労働力を安く買い叩くという構図である。しかし、14日にBSで放映されたドイツのコークス工場を題材にした番組では、逆に中国の企業が先進国に進出し生産設備などを買いあさっているという、いわばグローバリゼーションの別の一面が詳しく描かれている。 以下、番組紹介ページより引用。 ドイツの高い技術レベルを入手しようと中国の大企業がルール工業地帯にある最新鋭のコークス工場を買収した。中国側の目的は、工場を解体して、この工場の設計図を手に入れること。この設計図で中国各地に最新鋭のコークス工場を作り、ドイツその他の先進国にコークスを輸出するのがねらいだ。 この番組は、中国企業に買収されたドイツのコークス工場が中国人労働

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    misomico
    misomico 2007/02/15
  • 梶ピエールの備忘録。 - で、インドはどうよ?

    インドの時代 豊かさと苦悩の幕開け 作者: 中島岳志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/22メディア: 単行 クリック: 4回この商品を含むブログ (21件) を見る おすすめ。もともとインドは観光で一度訪れて中国以上にわけわかめな国だという強い印象を持ったことがある以外はほとんどなじみがない地域なのだが、このはビジュアルも含めた豊富な事例と中島さんの軽妙な筆の運びもあって、インドの「今」がそれが抱えている問題点も含めてすらすらと頭に入ってくる。あまりに抵抗なく頭に入ってくるので、果たしてそれでいいのかという疑問はあるのだけど。 それはともかく、やはり印象に残ったのは中島さんが一貫して問い続けてきたテーマである現代のヒンドゥー・ナショナリズムに関する記述である。 一読して感じたのは、現代インドのヒンドゥー・ナショナリズムは、現代中国の(漢族)ナショナリズムともかなり重な

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