サイバーエージェントは4月24日、2024年9月期第2四半期決算を発表した。連結の売上高は4082億500万円(前年同期比12.4%増)、営業利益は273億5500万円(同56.0%増)、純利益は98億6600万円(同240.4%増)の増収増益となった。2Q単体は、売上高が2151億円(同10.0%増)で過去最高、営業利益は210億円(同12.2%)と8四半期ぶりに200億円を超えたという。
サイバーエージェントは4月24日、2024年9月期第2四半期決算を発表した。連結の売上高は4082億500万円(前年同期比12.4%増)、営業利益は273億5500万円(同56.0%増)、純利益は98億6600万円(同240.4%増)の増収増益となった。2Q単体は、売上高が2151億円(同10.0%増)で過去最高、営業利益は210億円(同12.2%)と8四半期ぶりに200億円を超えたという。
スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告は、売上高が572億円(同17.4%増)で営業利益が54億円(同16.0%増)。収益の柱として、減収減益のゲーム事業や、インターネットテレビ局「AbemaTV」の先行投資(通期で200億円)などをカバーする。 通期で200億円を投資するAbemaTVは、順調にユーザー数を伸ばしているという。元SMAPメンバーの草なぎ剛さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さんの3人が出演した72時間生番組「72時間ホンネテレビ」が放送された11月は、MAU(月間アクティブユーザー)が1117万人、WAU(週間アクティブユーザー)が729万人と過去最高を記録した。藤田社長は「世界的に話題を呼び、AbemaTVの知名度をかなり広めてくれた番組」と振り返る。 ユーザー属性は「10~20代がかなりを占めている感覚で、狙っていた通りになってきた。女性比率も45%まで迫り、満足のい
サイバーエージェントが12月18日、官報に掲載したグループ子会社の決算公告によれば、最も黒字だったのはスマートフォンゲームを開発・運営するCygamesで当期純利益133億円だった。最も赤字だったのはインターネットテレビ局を運営するAbemaTVで、当期純損失は191億円だった。 Cygamesは2011年設立。「グランブルーファンタジー」「Shadowverse」といった独自タイトルを開発する他、「アイドルマスター シンデレラガールズ」「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」など他社ともスマホゲームを共同開発している。 決算公告(17年9月30日現在)によれば、当期純利益は133億6000万円(前年同期は133億600万円)、累積の利益や損失の指標となる利益剰余金は428億6700万円(同295億600万円)だった。17年は6月にアニメファンドを組成し、7月にはイタリアのプロサッ
番組の多くは、CS放送や地上波などでも流れる“放送品質”のものだ。AbemaTVが独自に制作するオリジナル番組も、地上波に出演するようなタレントを多く起用するなど、これまでの無料動画配信サービスとは大きな違いがある。 ある意味、インターネット上にテレビ局をそのまま持ち込んだともいえるAbemaTVだが、そもそもなぜこのようなサービスが生まれたのだろうか。藤田氏によると、「テレビ朝日放送番組審議会のメンバーになったのがきっかけだという。「Netflixなどの上陸を受けて今後どのようなサービスを提供するべきか、テレビ朝日側の立場になって考えた」ことから、動画配信サービスを手掛けるに至ったのだという。 そしてもう1つ、AbemaTVのサービス内容を考える上で大きな影響を与えたのが、サイバーエージェントがエイベックス・デジタルと共同でサービス提供している定額音楽配信サービス「AWA」だ。AWAもオ
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