建設工事が進む2025年大阪・関西万博の会場=大阪市此花区の夢洲で2023年11月20日午後1時44分、本社ヘリから 毎日新聞は16、17の両日、全国世論調査を実施し、2025年4月に開幕する大阪・関西万博の入場チケットを購入したいと思うか尋ねたところ、「購入したいとは思わない」が79%となり、「購入したいと思う」は10%にとどまった。「どちらとも言えない」も11%あった。 万博を運営する日本国際博覧会協会は開幕まで50…
海外パビリオンの建設が遅れている2025年大阪・関西万博を巡り、別の問題が浮上している。前売り券の購入を割り当てられた経済界が二の足を踏んでいるのだ。「枚数が多すぎてさばききれない」といった悲鳴が漏れ、購入しても前売り券が塩漬けになる恐れもささやかれている。前売り券は万博の運営費を開幕前に確保する手段だ。いったい何が起きているのか。 1枚6000円、1社15万~20万枚 「アレの対処法、見つかりましたか」 「とんでもない。御社と状況は同じですよ」 こういったやり取りが23年夏、関西の主要企業で財界を担当する社員同士で交わされた。アレとは、関西経済連合会(関経連)へ副会長を輩出している16社に割り当てられた万博の前売り券購入のことだ。関経連は関西の経済界の取りまとめ役を担っており、関西に本社を置く企業やゆかりのある企業が中核を占める。 万博を開催する資金は会場建設費と運営費に大別される。前者
浅草寺の雷門前を通過する前田穂南(右端)、小原怜(左から2人目)ら女子選手たち=東京都台東区で2019年9月15日、北山夏帆撮影 来年の東京五輪で、男子マラソンの観戦チケットに当選していた人からは観戦をあきらめるという声が相次いだ。東京都大田区の会社員男性(42)は報道で札幌開催の検討を知り、ショックを受けた。「8月の東京が暑いことは以前から分かっていたのに、何をいまさらと感じる。決め方が不透明なのが納得いかない」と憤る。 男性は男子マラソンにだけ当選。妻と両親の4人で訪れるつもりだった。「新しい国立競技場で観戦できることも楽しみにしていた。札幌に変えるぐらいなら10月開催にずらせばいい」と語る。 蒸し暑い東京は日本人選手に有利で、代表選考会でほぼ同じコースを経験した強みもあり、メダルを取る瞬間に立ち会えるかもしれないと期待していた。「選手の安全面を考えると札幌が妥当かなと思うが、日本人選
安室奈美恵さんの最後のライブがあった会場を取り囲む大勢のファンら=沖縄県宜野湾市で2018年9月15日午後5時40分、本社ヘリから森園道子撮影 16日に引退した歌手、安室奈美恵さんら著名アーティストのコンサートツアーで電子チケット業務を管理している「ボードウォーク」(東京都千代田区、飯田尚一社長)は、コンサート会場での本人確認の際、知的障害者に発行されている「療育手帳」を身分証として提示しながら入場を断られた観客に対し、チケット代を返金する方針を同社サイトで公表した。安室さんが今年2~6月に開催したコンサートツアー中、ツイッターなどに「療育手帳を提示したが、入場を断られた」とする投稿が複数あった。【大村健一/統合デジタル取材センター】
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